Published at2021年10月26日
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この記事ではコピー機・複合機の見積を安くする方法7選と、コピー機・複合機の見積時の注意点3つをお伝えします。「1円でも安くコピー機・複合機をリースしたい」方にとって、必見の内容です!
コピー機・複合機をリースする際には、販売店や代理店が「見積書」を出してきます。見積書に書かれてある数字を鵜呑みにしないでください。
見積書に書かれてある金額は「定価」ではありません。実は、コピー機・複合機の販売価格には、かなり差があります。同じメーカー、同じスペックのコピー機でも、販売価格に数十万円の開きが出ることもザラです。
そう考えている企業は多いのではないでしょうか。
コピー機・複合機の見積価格を1円でも安くしたいなら、結論!
相見積をとりましょう!
コピー機・複合機の導入を考える際には、最低でも2~3社の代理店、販売店から見積をとり、リース料金やカウンター料金を比較します。そして、提示価格が高いならしっかり交渉して、安いリース料金&カウンター料金を勝ち取りましょう。
当サイトでは、コピー機・複合機の相見積を全国の優良販売店からお取り寄せいたします。もちろん、しつこい営業は一切無しです。
他で見積を既に取得済みのお客様はぜひ当サイトへお問合せください。さらに安く提示できる業者がないか、お探しいたします。
コピー機・複合機の見積でリース料金を安くする、一番の方法は「相見積をとること」ですが、その他にもいくつかコツがあります。
ここでは「コピー機・複合機の見積を安くする方法7選」と題し、1円でも安くコピー機・複合機を導入するヒントをお伝えします。
【コピー機・複合機の見積を安くする方法7選】
これから、それぞれの項目について詳しく解説します。
コピー機・複合機のリース料金やカウンター料金は、同じメーカーの同じ機種であっても一律ではありません。コピー機・複合機の代理店や販売店は、販売価格をある程度自由に設定できるため、各代理店や販売店が「どれだけ利益を出したいか」によってリース料金やカウンター料金にはかなり差が出ます。
ただし、優良販売店が出してくる見積書のコピー機・複合機のリース料金には相場があります。また、同じく、カウンター料金にも相場が存在します。
不当に高い金額でコピー機・複合機を導入しないために、あらかじめコピー機・複合機のリース料金相場やカウンター料金相場を把握しておきましょう。
▼コピー機・複合機リース料金相場【印刷速度別】
印刷速度 | 最適な月間の印刷枚数 | 月額リース料金の目安 |
---|---|---|
20枚機(20枚/分) | 2,000枚以下 | 11,000円 |
25枚機(25枚/分) | 1,000~3,000枚程度 | 16,000円 |
30枚機(30枚/分) | 3,000~6,000枚程度 | 18,000円 |
40枚機(40枚/分) | 6,000~10,000枚程度 | 22,000円 |
50枚機(50枚/分) | 10,000枚以上 | 23,000円 |
▼コピー機・複合機のカウンター料金相場
カラー12円/枚・モノクロ1.2円/枚
【関連記事】
コピー機・複合機のリース料金相場
コピー機・複合機のカウンター料金相場
コピー機・複合機のリース料金を安くするためには、導入機種や保守内容などをある程度まで決めたうえで、2~3社から相見積をとりましょう。
相見積とは、1社だけではなく複数社から見積を取得すること。代理店同士を価格で競わせることができるため、最終的にリース料金を安くできる場合がほとんどです。
さらに、カウンター保守(※1)の印刷単価も安くできる場合も多いので、リース料金と含めて交渉しましょう。
※1 カウンター保守とは、トナー代やメンテナンス代が無料になる保守契約のことで、一般的にはコピー機の導入と同時に契約します。リース料金と一緒に、毎月支払う必要があり、請求額の計算方法は「一ヶ月の間に印刷した枚数×印刷単価(モノクロ◯円/枚、カラー◯円/枚)」で、見積時に印刷単価を交渉することができます。
▼関連記事:カウンター保守契約とは?注意点と安く契約する2つの方法
1ヵ月あたりの印刷枚数を多めに伝えることで、カウンター保守契約費用を安く抑えられる場合があります。
メーカーや代理店側は、より多くの利益を獲得するために、一ヶ月あたりの印刷枚数が多い顧客を重視する傾向があります。そのため、印刷枚数を多めに伝えることで優先度が高くなり、値下げ交渉に柔軟に対応してくれる可能性が高くなります。
ただし、極端に多い枚数を伝えてしまうと、それに見合う高速タイプの複合機が提案されてしまい、結果的に複合機本体のリース料金が高くなってしまいます。
コピー機・複合機には「価格が安いメーカー」と「価格が高いメーカー」があります。価格が安いメーカーは、京セラとシャープです。価格が高いメーカーは、富士フイルム(ゼロックス)やキヤノン、リコーといった、コピー機・複合機シェア上位の3社(※参照:「コピー機・複合機のメーカー比較」)。
特に京セラは、「爆安コピー機メーカー」として圧倒的な存在感を誇ります。京セラ機の本体価格は他社同型機種よりも2割以上安い場合も多く、またカウンター料金相場は「カラー6円/枚・モノクロ0.6円/枚」と破格の安さです。
複合機業界では、同じメーカーで機種を入れ替える場合、現在の契約店以外から導入することをメーカーが規制しています。現在使用中のメーカーの見積がほしい場合は、現在の販売店に依頼しなければなりません。
これは、複合機業界の悪しき慣習です。
よって、今の複合機より安いリース料金を勝ち取りたいなら、今使っているメーカーとは違うメーカーから見積をとる必要があります。
ここで一つ、やや危険な裏技を掲載しておきます。
最近、アナログからデジタルへの移行やリモートワークの増加など様々な要因のため、コピー機・複合機が売れなくなってきています。各販売店は「売れないコピー機をどう売るか」ではなく、通信回線やセキュリティ、ビジネスフォンなどの「オフィス商材」を抱き合わせで販売するビジネススタイルを模索。
各販売店はコピー機・複合機だけでなく「オフィス商材」を売りたがっています。つまり、ユーザー側が「コピー機・複合機と一緒にオフィス商材も買う」姿勢を見せれば、確実にコピー機・複合機の販売価格は下がります。
と、ここまでご提案しましたが、この手法はあまりおすすめできません。なぜなら全てのオフィス商材を丸々一社にお願いしてしまうと、リースアップ後の契約で不利な条件を突きつけられる可能性があるからです。ゆえに、オフィス商材を抱き合わせでお願いするのは「最後の手段」にしたほうが無難でしょう。
「コピー機・複合機の見積を安くする方法」の最後にお伝えしたいのは、「値下げ交渉」についてです。
相見積をとる場合でも、全ての販売店が最初から「本気の価格」を出してきてくれるわけではありません。中には、限界価格ではなくその一歩手前で勝負してくる販売店も。相見積で納得できる価格を提示されなかった場合は、ダメ元で販売店に値下げ交渉してみましょう。
なお、コピー機・複合機のメーカーの中でも京セラだけは最初から限界価格を提示してきます。他社複合機と比較してビックリするような安値を提示することで、競争に勝ち抜いてきたのが京セラの商売手法です。
コピー機・複合機の見積を取得する際の注意点は以下の通りです。
コピー機・複合機の見積を取得する際には、保守契約の内容や金額が明記されているか確認しましょう。
トラブルが起きた際の対応方法や連絡手順などが記載されているとさらに安心です。
また、見積のカウンター保守の部分に具体的な料金明細が記載されているか?を確認することも大切です。カウンター保守で請求される料金は「印刷枚数×印刷単価」の他に、基本料金(モノクロ3,000枚/月分など)があります。
万が一、料金が明記されていない場合は、サポート対応時に追加料金が掛かるリスクがあるので、注意しましょう。
コピー機・複合機のリース期間が、5年または6年の一般的な長さで見積が提示されているか?を確認することもポイントです。
業務用コピー機は、最長7年まで契約できますが、リース期間が長期になるほど月額コストが安くなる代わりに、リースの利率を多く支払う必要があり、結果的にトータルコストが大きくなってしまいます。
また、機器本体の故障率も年々上昇するので、5年または6年を目安にすることをおすすめします。
なお、最新の複合機を利用したい場合は、以下の導入サイクルが理想的だと言えます。
新機種にこだわらず、価格を重視したい方は、5年のリース期間が終わった後に、1年ごとに更新する再リースを検討することも一つの方法です。
再リースをすれば、これまでのリース料金の10%ほどの価格で済むので、かなり安く複合機を使い続けられます。
しかし、長期で利用するほど故障頻度が多くなり、業務に影響を及ぼす可能性も高くなってしまうので、様子を見ながら新しい機種と入れ替えをしましょう。
見積に記載されているコピー機・複合機のオプションサービスが必要か?にも注目する必要があります。
コピー機・複合機の見積には、機器本体の機能を拡張するオプションの他、代理店独自の設置・接続サービスなどのオプションが追加されているケースが多いです。
機器本体のオプションは、業務上不要なら外すことが可能で、パソコンやインターネットに詳しい担当者が自社にいる場合は、複合機の設置・接続を代理店に依頼する必要がない場合もあります。
十分に検討したうえで、不要なオプションサービスをなくし、リース料金を安く抑えましょう。
【コピー機・複合機の見積を安くする方法7選】