Published at2022年5月30日
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ローソンやファミリーマートなど、コンビニにも多く導入されるシャープの複合機ですが、カウンター料金はいくらなのでしょうか?
当サイトへ寄せられた情報をもとに、シャープ複合機のカウンター料金相場を割り出したところ、「カラー8円、モノクロ0.8円」という結果でした。
しかし、重要なのはこの相場が他社と比べてどうなのか?ということです。
そこで今回の記事では、他社複合機のカウンター料金の相場も同様に割り出し、比較しながら解説します。
また、シャープ複合機のカウンター料金の具体例や、カウンター料金を安くするコツについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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まず、シャープ複合機のカウンター料金相場を他社と比較して表にまとめました。
シャープ | 京セラ | 富士ゼロックス | リコー | キヤノン | |
カラー(円/枚) | 8円 | 6円 | 12円 | 12円 | 12円 |
モノクロ(円/枚) | 0.8円 | 0.6円 | 1.2円 | 1.2円 | 1.2円 |
※上記相場はあくまでも目安
比較した結果、シャープ複合機のカウンター料金相場は、「国内シェア上位3社である富士ゼロックス(フィルム)、リコー、キヤノンと比較するとやや安い」ということがわかりました。
一方で、「カウンター料金が安いことで有名な京セラよりは、シャープ複合機カウンター料金相場は高い」という結果でした。
ちなみに、国内シェアの上位3社の複合機は、比較的月間印刷枚数の多い大手企業での導入が多いのに対して、シャープの複合機は中小企業での導入が多いようです。
シャープ複合機なら、月間印刷枚数が少ない企業でも「比較的安いカウンター料金を獲得しやすい」ともいえます。
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次に、「なぜシャープの複合機のカウンター料金が大手3社に比べて安いのか」を解説します。
シャープ複合機が安い理由の一つは、「国内シェアを伸ばしたい」というシャープの方針があります。
ちなみに、複合機の国内シェアは以下のとおりです。
出典:複合機Gメン
※2021年10月調査
シャープ複合機は、国内シェア第4位ですが、国内シェアの約75%を上位3社が占めている状況です。この上位3社に食い込みたいシャープは「国内シェアが上位のメーカーよりも、安いカウンター料金で提供することも辞さない」ということ。
つまり、交渉次第でシャープ複合機のカウンター料金は安くなる可能性があります。
「カウンター料金が安い」と聞くと、「保守が万全ではないのでは?」と心配になるかもしれません。
しかし、シャープ複合機の保守は他社に負けない品質レベルを実現しています。
その理由は、「代理店メンテナンス」という保守体制を積極的に採用しているからです。
複合機メーカーが直接保守を行う「自社メンテナンス」に対して、メーカーと提携した業者が複合機の保守を行うことを「代理店メンテナンス」といいます。
この代理店メンテナンスを積極的に採用することで、全国に保守拠点を構える必要性がなくなり、カウンター料金を安く提供できるという仕組みです。
保守代理店として提携する業者は、シャープが厳しく査定を行い認定した業者なので、保守の品質にも問題はありません。が、もし心配なら、メーカーメンテナンスを採用している販売店からの購入をおすすめします。
メーカーメンテナンスを導入している販売店でも、カウンター料金カラー8円、モノクロ0.8円提示は可能です。
次に、シャープ複合機のカウンター料金を下げる方法を紹介します。
カウンター料金は、各社独自の基準によって決められますが、その基準は非公開となっています。
しかし、複合機販売店に「カウンター料金を下げてでも獲得したい」と思わせることができれば、交渉の余地はあります。
そのための方法として
ということが有効なので、順番に解説します。
他社複合機からの乗り換え案件は、自社複合機の国内シェアを伸ばすことにつながるので、どのメーカーも注力しています。
もちろん、国内シェアを伸ばしたいシャープとしても積極的に獲得したい案件なので、通常より安いカウンター料金が出てきやすいのです。
一方で、今利用しているメーカーと同じメーカーの複合機の新機種で契約するという場合は、安いカウンター料金を獲得することは難しいでしょう。
相見積もりをとることは、シャープに限らず複合機のカウンター料金を下げる方法として非常に有効です。
この方法であれば、今利用している複合機と同じメーカーの複合機に乗り換える際にも有効なので、カウンター料金を安くしたいのであれば、相見積もりをとるようにしてください。
ちなみに、ただ相見積もりをとるだけではなく販売業者に相見積もりをとることを伝えることも重要です。
とくに、複合機国内シェア上位3社と比較されることの多いシャープは、相見積もりをとられることに慣れているので、安いカウンター料金が出やすくなります。
「相見積もりをとるために複数社とやりとりするのが面倒」そう思う方は、当サイトへお問い合わせください。
当サイトが提携している販売店には「しつこい営業禁止」と伝えております。
次に、当サイトへよせられたシャープ複合機のカウンター料金の具体例を紹介します。
この事例は、R社の複合機を3拠点で利用していて、3拠点ともリース期間を満了するタイミングでのご相談でした。
月間印刷枚数は、3拠点あわせてカラーが1000枚、モノクロが3000枚ほどで、現在のカウンター料金は3拠点とも「カラー20円、モノクロ1.8円」とのこと。
月間印刷枚数は多いとは言えませんが、3拠点同時の入れ替えということで、3社から見積もりをとったところ1社から「3拠点ともカラー15円、モノクロ1.2円」という料金を獲得しました。
この事例は、社内DXの一環でペーパーレス化を図ったところ、月間印刷枚数が大幅に少なくなった企業様からのご相談でした。
もともとは、月間印刷枚数がカラー1000枚、モノクロが4000枚で「カラー16円、モノクロ1.8円」というカウンター料金でC社の複合機を契約後、社内のペーパーレス化の影響で月間印刷枚数がカラー500枚、モノクロが1500枚まで減ったとのこと。
しかし、電子化した重要書類のセキュリティが気になり、新しい複合機への入れ替えをC社へ申し出たところ、月間印刷枚数が大幅に減ったことを理由に、「入れ替え後はカウンター料金が上がる」と言われ、当サイトへご相談頂きました。
「カウンター料金は据え置きにしたい」との希望で4社から見積もりをとったところ1社から据え置きのカウンター料金を獲得し、成約に至りました。
当社へ寄せられた、シャープ複合機のカウンター料金底値は「カラー7円、モノクロ0.7円」でした。
先ほど紹介した実例と比較しても、かなり安いカウンター料金です。
しかしこの事例は、シャープ複合機販売店に「どうしても獲得したい」と思わせる要素が複数あり、実現した特例です。
具体的には
このように複数の要素が絡むことで実現した特例ですが、カウンター料金を決める基準は各社非公開になっているので、あくまでも目安として考えてください。
今回は、シャープ複合機のカウンター料金について解説しました。
シャープ複合機は、コンビニにも設置してあるので「シャープの複合機を触ったことがない」という人は少なく、操作面での不安は他のメーカーよりも少ないです。
しかし、カウンター料金を販売店の言い値で契約してしまっては、損をしてしまう可能性があります。
しっかりとカウンター料金の交渉をしましょう。
最後に、カウンター料金を決める要素を紹介するので、参考にしてみてください。
▼カウンター料金を決める要因
もちろん、これが全てというわけではありませんが、大きく関わってきますのでカウンター料金の相場を調べる際は、上記の項目にも同時に注目してください。
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