Published at2022年6月8日
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「京セラ複合機のカウンター料金は安い」と言われますが、実際どのくらい安いのでしょうか?
当サイトに寄せられたユーザーからの情報や、提携している販売店からの情報をもとに、各メーカー複合機のカウンター料金相場を導き出して検証します。
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では、実際に割り出した各メーカー複合機のカウンター料金相場を、表にまとめましたのでご覧ください。
京セラ | シャープ | 富士ゼロックス | リコー | キヤノン | |
カラー(円/枚) | 6円 | 8円 | 12円 | 12円 | 12円 |
モノクロ(円/枚) | 0.6円 | 0.8円 | 1.2円 | 1.2円 | 1.2円 |
※上記金額はあくまでも目安
比較の結果、京セラ複合機のカウンター料金は、「国内シェア上位3社である富士ゼロックス(フィルム)、リコー、キヤノンと比較するとかなり安く、京セラと同じくカウンター料金が安いと言われるシャープと比較しても安い」という結果でした。
もちろん、実際のカウンター料金は見積もりをとってみないと分かりませんが、「少しでもカウンター料金の安い複合機を選びたい」という場合は、京セラからも見積もりをとることをおすすめします。
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次に、京セラ複合機のカウンター料金が安い理由について解説します。
国内シェア上位3社の富士ゼロックス(フィルム)、リコー、キヤノンが高品質な複合機と保守体制をウリにしているのに対して、京セラはランニングコストの安さをウリにしています。
そのため、国内シェア上位3社と比較すると印刷品質などは少し劣りますが、「少しでも安く使いたい」という需要に応える販売戦略により、他社よりも安いカウンター料金を実現しているのです。
もちろん、京セラの企業努力による部分も大きいので、一概に「カウンター料金が安い=その分品質も劣る」というわけではありません。
例えば、京セラ複合機は上位モデルと下位モデルが同じ筐体によって作られています。
全ての京セラ複合機がそうなっているわけではありませんが、そうすることによって性能は維持しながら、開発や製造のコストを抑えることができるのです。
「価格の安い京セラ複合機は、耐久性が低い」そのように思われがちですが、京セラ複合機は、主要メーカーの中でもトップクラスの耐久性を誇ります。
特に、用紙をトナーに押し付けるローラーの役割をするドラムは、通常、10000〜13000ページの印刷が寿命と言われていますが、「アモルファスシリコン」という技術を使った京セラ複合機のドラムは60万ページの印刷に耐えるほどの耐久性を実現しています。
このように耐久性が高くトラブルが少ない=保守の回数が減ることになりますので、カウンター料金も安くできるというわけです。
しかし、以前の京セラ複合機は紙詰まりや、印刷した用紙に線が入るなどのトラブルが多くあり、耐久面も高くありませんでした。
そのため、販売店やユーザーからクレームが多く、2016年販売開始モデル以降は耐久面やトラブルの原因を追求し、大幅に改善されたことで、「安くて壊れにくい」現在の京セラ複合機が完成しました。
次は、当社によせられた京セラ複合機のカウンター料金の具体例を紹介します。
X社の複合機を使っており、リース期間満了を迎えるタイミングでのご相談でした。
月間印刷枚数は、カラー約500枚、モノクロ約3000枚で、現在のカウンター料金は「カラー16円、モノクロ2円」とのことです。
文書印刷がメインで、「写真や画像の印刷品質は求めないので、少しでもランニングコストを下げたい」とご相談を頂き、3社から見積もりをとったところ、1社から
「カラー6円、モノクロ0.6円」というカウンター料金を獲得しました。
こちらの事例は、4年前に京セラ複合機を地元の販売店から導入し、現在も利用中のお客様から寄せられた情報です。
月間印刷枚数は、カラー約50枚、モノクロ約19500枚で、現在のカウンター料金は「カラー25円、モノクロ4円」とのこと。
印刷はモノクロが中心ですが、月間印刷枚数が約20000枚以上あるにも関わらず、カウンター料金は相場と比較して随分と高い金額です。
カウンター料金の交渉を行わず販売業者の言い値で契約していたらしく「きっとこのくらいなんだろう」と特に疑問に思ってなかったそうです。
ふとした時に、インターネットで他のユーザーのカウンター料金を調べて見たところ、「もっと安くなるのでは」と思い当サイトへご相談頂きました。
「カウンター料金が安い」と言われる京セラ複合機でも、販売業者によってはこのような金額を提示してくることがあります。
カウンター料金は交渉次第で安くなることもあるので、必ず交渉を行いましょう。
ちなみにこのお客様は、「今まで京セラ複合機を使っているから、できればメーカーは変えたくない」ということで、次回は地元販売店とカウンター料金の交渉を行うそうです。その際は、「他メーカーの見積もりもとり、地元販売店に揺さぶりをかけていく」とのこと。ご健闘をお祈りしたいと思います!
次は、当サイトへ寄せられた情報の中から、京セラ複合機のカウンター料金の底値をご紹介します。
月間印刷枚数が、カラー約600枚、モノクロ約10000枚の企業の事例で、カウンター料金が「カラー4円モノクロ0.6円」というカウンター料金が底値でした。
先ほどの「カラー25円、モノクロ4円」の事例と比較すると、月間印刷枚数が約半分なのに、カウンター料金には大きな差があります。
もちろん、カウンター料金を決める要因は月間印刷枚数だけではありませんが、カウンター料金を安くしたい場合は、交渉することが鉄則です。
ただし、この事例は販売業者に「カウンター料金を下げてでも獲得したい」と思わせる要素が複数あり、実現した特例です。
交渉をすれば必ずこのくらいのカウンター料金が出てくるわけではありませんので、ご了承ください。
次に、京セラ複合機のカウンター料金を安くする方法について解説します。
そのためにまずは、京セラがカウンター料金を決める際に重視するポイントをまとめましたのでご覧ください。
▼カウンター料金を決める際に重要なポイント
これらのポイントを上手くアピールして交渉することで、「安いカウンター料金を獲得できる可能性が上がる」ということです。
では、具体的にどのようにアピールすればいいかを紹介します。
京セラ複合機のカウンター料金を安くしたいなら、まずは月間印刷枚数を把握しましょう。
月間印刷枚数は、京セラ複合機のカウンター料金交渉時に必要です。
ちなみに、月間印刷枚数を把握するには、以下のような方法があります。
月間印刷枚数が多ければ多いほど、カウンター料金交渉に有利になります。ゆえに、月間印刷枚数を業者側へ伝える際には、「平均値」を正直に話す必要はありません。1年のうちで最も多く印刷した月の枚数を報告してもOKです。
相見積もりをとれば「他社との競争」が起き、販売業者に「安くしないと獲得できない」と思わせることができます。
京セラ複合機に決めていた場合でも、相見積もりをとることで京セラ複合機のカウンター料金を下げる事もできますので、カウンター料金を下げたいのであれば相見積もりをとることは鉄則です。
しかし、相見積もりを取るということは最低でも2社、できれば3社以上の業者と商談しなければならず、気が乗らない方もいるのではないでしょうか。
当サイトがご紹介する販売店には全て「しつこい営業禁止」と伝えてありますので、「複数の業者と商談することが面倒」「しつこい営業が嫌い」という方もお気軽にご相談ください。
「他社複合機から京セラ複合機に乗り換える」方が「現在利用している複合機と同じメーカーのものに入れ替える」よりもカウンター料金を安くできる傾向にあります。
他社からの乗り換えは複合機メーカーにとって、自社のシェアを向上させることになるからです。
もちろん、必ず安くなるわけではありませんが「他社との競争」と同じく、販売業者に「安くしないと獲得できない」と思わせることができます。
現在他社複合機を利用していて、カウンター料金を安くしたいという方は、当サイトへ一度ご相談ください。
今回は、京セラ複合機のカウンター料金について、解説しました。
最後に、今回の記事のポイントをおさらいしましょう。
複合機を導入する際は、当サイトへお問い合わせください。
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