Published at2023年3月20日
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この記事では、シャープの複合機・コピー機『BPシリーズ/MXシリーズ』のリース料金相場を比較します。
シャープは富士フイルム(ゼロックス)やキヤノン、リコーといった大手3社を追随する人気の複合機メーカーです。市場シェア率は高くありませんが、電気メーカーとして培われた操作性に定評があり、大手コンビニではシャープ製複合機を採用しています。
シャープ複合機の価格は大手3社ほど高額ではなく、非常にコスパが良い複合機としておすすめできます。ただし、京セラ複合機ほど激安ではありません。
今回はシャープ複合機のリース料金相場をご紹介するとともに、当サイトが独自に収集したBPシリーズ/MXシリーズのリース料金事例を公開いたします。
目次
まずはシャープBPシリーズのリース料金相場を、同型機平均と比較します。なお、ここではリース期間を標準的な5年と仮定します。
BP-40C26/60C26/70C26 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約16,000円/月~約19,000円/月 | 約17,800円/月 |
シャープBP-40C26/60C26/70C26は、26枚機です。月間印刷枚数が3,000枚程度の小規模事業者に向いています。
シャープのBPシリーズは26枚機のラインナップが充実しています。40・60・70と3つのパターンがあり、スキャン読み取り速度や自動両面機能、無線LAN搭載有無などに違いがあります。
無線LANが搭載されていないBP-40C26なら同型機平均リース料金よりも安価です。無線LANが搭載されているBP-60C26は他社同型機平均と同等レベルのリース料金相場でしょう。
スキャン読み取り速度が速く、1パス両面自動印刷機能も欲しいならBP-70C26になりますが、ハイスペックな分、リース料金相場は19,000円/月程度と高めです。
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BP-60C31 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約18,600円/月 | 約19,700円/月 |
シャープBP-60C31は31枚機。月間印刷枚数が6,000枚以下の小規模事業者向けの複合機です。
BP-60C31は他社の同型機よりも低価格でリースできます。ただし、ネットFAXには非対応です。
シャープのBP-60C31は、「26枚機だと物足りないが、36枚機はオーバースペック」という事業所に人気があります。少人数の事業所やオフィス、店舗などにはBP-60C31が最適です。
シャープの各販売店もBP-60C31の販促に力を入れており、相場よりも安いリース料金を提示される可能性が高い機種とも言えます。
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BP-40C36/60C36 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約22,000円~約23,000円/月 | 約23,000円/月 |
36枚機のシャープBP-40C36/BP-60C36は、月間印刷枚数1万枚以下の事業者におすすめできる複合機です。
リース料金相場は他社同型機より安いですが、BP-40C36には無線LANや人感センサーが搭載されていません。使い勝手の良さでは、BP-40C36よりBP-60C36がおすすめです。BP-60C36も他社同型機より安価なリース料金ですので、長く使うことを想定するならBP-60C36を選びましょう。
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BP-50C45 | BP-70C45 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約24,000円/月 | 26,000円/月 | 約29,600円/月 |
BP-50C45/BP-70C45は、45枚機。月間印刷枚数が1.5万枚以下の事業者に向いています。
2機種のリース料金相場を比較すると、3,000円/月もの違いになっています。50シリーズには人感センサーが搭載されておらず、またスキャン読み取り速度も片面80枚/分と45枚機にしては若干遅めです。このあたりのスペックの違いがリース料金の差となって現れています。
なお、BP-70C45の自動両面印刷機能は1パスです。45枚機を導入する事業所の場合、スキャン速度や両面印刷機能の機能性は重要。印刷速度だけでなく、機能性にも注目して選びましょう。
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BP-50C55 | BP-70C55 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約26,000円/月 | 28,500円/月 | 約32,400円/月 |
55枚機のBP-50C55/70C55は、月間印刷枚数2万枚以下の事業所向けの複合機です。
他社同型機と比較すると、BP-50C55/70C55ともに非常にリーズナブルなリース料金と言えます。特にBP-70C55には1パス両面自動印刷機能や人感センサーが付いており、スキャン読み取り速度も両面280枚/分と非常に高速です。
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BP-50C65 | BP-70C65 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約29,000円/月 | 31,000円/月 | 約39,500円/月 |
シャープの65枚機BP-50C65/70C65のリース料金相場も、他社同型機より安く、お得です。特にBP-70C65の29,000円/月は、かなり安価なリース料金と言えますので、高速機をご検討されている方はぜひシャープ複合機も候補の一つに考えてみてください。
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次にMXシリーズのリース料金相場を、同型機平均と比較します。なお、ここではリース期間を標準的な5年と仮定します。
ちなみに2024年現在、シャープの主力機はMXシリーズからBPシリーズへと移っています。クラウドとの連携強化を求める事業所には、BPシリーズのほうがおすすめです。よって、以下に掲載するMXシリーズのリース料金相場は参考程度にご覧ください。
ただし、BPシリーズには80枚機は無いため、80枚機をお求めならMX-8081をご検討ください。
MX-2631/MX-2661 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約14,500円/月 | 約18,000円/月 |
MX-3161 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約15,800円/月 | 約18,000円/月 |
MX-3631/MX-3661 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約19,000円/月~20,000円/月 | 約21,000円/月 |
MX-4151/MX-4171 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約20,500円/月~22,000円/月 | 約21,000円/月 |
MX-5151/MX-5171 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約23,000円/月~24,000円/月 | 約24,000円/月 |
MX-6151/MX-6171 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約25,000円/月~26,000円/月 | 約29,000円/月 |
MX-8081 | 同型機平均 | |
月額リース料金相場 | 約54,000円/月 | 約52,300円/月 |
ここまでシャープ複合機のリース料金相場を確認し、他メーカーも含めた同型機種のリース料金相場と比較してきました。ここからはシャープ複合機のリース料金相場について上記の表をもとに分析します。
シャープ複合機のリース料金相場は、安いと言えます。ただし安かろう、悪かろうといった低品質のコピー機ではありません。
シャープの複合機業界市場シェアは3強に及ばないものの、コンビニ各社のコピー機として導入されるなど、品質には一定の評価があります。したがって、シャープ複合機は非常にコスパの良い複合機である、と言えます。
一方で、80枚機といった高速機や40枚機・50枚機などでは、必ずしも同型平均を下回るわけではありません。シャープ複合機は総じて安いと言えますが、京セラのように「爆安」とまではいかない価格感です。
なお、シャープ複合機を安くリースしたいなら、相見積をとることをおすすめします。相見積にかけることで、最安値のリース料金をお出しできますので、ぜひお問合せください。
シャープとリース料金相場が近いのは、東芝です。
東芝の特長は、普通紙とは異なる耐水性やシール性を持つ特殊な紙への印刷技術に優れていることです。特に飲食店で使用されるメニューやシールなどの印刷には最適です。東芝は、メーカー保証の範囲内で、高品質な耐水紙やシールに印刷できます。
弊社では、東芝の複合機の相見積も受け付けております。ぜひ、お問い合わせください。
シャープよりリース料金相場が安いのは、京セラです。シャープの26枚機と京セラの25枚機のリース料金を比較してみましょう。
BP-40C26/60C26/70C26 | 京セラ複合機 | |
月額リース料金相場 | 約16,000円/月~約18,000円/月 | 約14,000円/月 |
京セラ複合機は、リース料金だけでなく、カウンター料金も非常に安価。シャープ複合機のカウンター料金相場は、カラー8円/枚・モノクロ0.8円/枚程度ですが、京セラ複合機のカウンター料金相場は、カラー6円/枚・モノクロ0.6円/枚です。
ここまでシャープ複合機の一般的なリース料金相場についてお伝えしてきましたが、ここからは当サイトに寄せられた事例を3つ紹介いたします。
相場と同額の事例もあれば、相場よりもかなり安い事例もあります。確認してみましょう。
まずはA社様からいただいた事例をご紹介します。
A社様は「できるだけ複合機のリース料金をおさえたい」というご希望があり、複数企業から相見積をとりました。
その結果、BP-60C26を11,000円/月という相場に比べてかなり安いリース料金で契約することに成功されたそう。この場合の総支払額は、660,000円です。
次にB社様からいただいた事例をご紹介します。こちらは相場より高いリース料金で複合機を契約してしまった事例です。
B社様は「他社より安く提案できる」と言われた飛び込み営業の業者から、東芝のBP-60C26を14,000円/月でリース契約しました。
5年リースなら相場並みというところですが、実は見積をよく見ると、5年リースではなく7年リースになっていました。
7年リースになると総支払額はかなり高くなります。この場合の総支払額はこの場合の総支払額は、1,176,000円。契約の際には、リース期間も必ずチェックしましょう。
最後にC社様からいただいた事例をご紹介します。55枚機を相場よりも安いリース料金で契約された事例です。
C社様は、当初、馴染みの販売店から55枚機をリースしようと考えていました。今までの45枚機のリースアップを待って、新品の55枚機を入れるつもりでした。
が、見積書をみてリース料金のアップ幅に愕然とされたそう。そこで、C社様は他メーカーの50~60枚機で2万円程度のリース料金のものはないか、相見積にかけることにしました。
その結果、シャープのBP-70C55を17,000円/月でリース契約できたそうです。もちろん5年リースでしたので、総支払額は102万円程度におさまります。やはり相見積をとるということは重要だということがわかる事例でした。
コピー機・複合機をリースする際には、保守体制をどのようにするのかについても決定しておく必要があります。コピー機・複合機の保守には、「年間保守」や「トナーキット保守」「スポット保守」などがありますが、最も一般的なのは「カウンター保守」です。
カウンター保守では、トナーや修理代が無料になる代わりに、印刷した枚数分の料金を支払います。印刷枚数あたりの料金(カウンター料金)に定価は無く、コピー機・複合機販売業者の言い値で決定することがほとんどです。
ただし、カウンター料金にも相場はあります。カウンター料金の相場は、メーカーによって異なります。
シャープBPシリーズ/MXシリーズのカウンター料金相場は、カラー8円/枚・モノクロ0.8円/枚です。
カウンター料金の単価は一見すると安いため見逃しがちですが、印刷枚数が多くなればなるほど、毎月支払う金額が大きくなります。コピー機・複合機のランニングコストを削減したいなら、リース料金に加えてカウンター料金についてもしっかりと検討すべきです。カウンター料金の値下げ交渉術については、こちらの記事をご参照ください。
今回は、シャープ複合機のリース料金相場を他社複合機と比較しました。
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