Published at2023年7月25日
Updated at
この記事では、東芝複合機『e-STUDIOシリーズ』のリース料金相場を比較します。
東芝の複合機・コピー機は、国内シェアにおいて5位内にも入っていません。しかし、世界シェア率は7%ほどあるメーカーです。2024年7月からリコーとの合弁会社「ETRIA」が設立され、シェアートップに躍り出る予定。
今回は東芝複合機・コピー機の主力である『e-STUDIOシリーズ』のリース料金相場を紹介します。また、当サイトが独自に収集した『e-STUDIOシリーズ』の料金事例も公開いたします。
目次
まずは東芝複合機e-STUDIOシリーズ各機種のリース料金相場を、他社同型機と比較します。なお、ここではリース期間を標準的な5年と仮定します。
※あくまで参考価格のため、各ユーザーの使用状況等で価格は変わります。
e-STUDIO2021AC | 他社同型機の平均 | |
月額リース料金相場 | 約8,800円/月 | 約12,000円/月 |
東芝「e-STUDIO2021AC」は、20枚機です。月間印刷枚数が2,000枚以下の事業所に向いています。
他社同型機の月額リース料金相場(平均)が約12,000/月ですので、東芝「e-STUDIO2021AC」は平均より安いと言えます。
e-STUDIO2525AC | 他社同型機の平均 | |
月額リース料金相場 | 約15,000円/月 | 約15,000円/月 |
東芝「e-STUDIO2525AC」は、25枚機です。月間印刷枚数が3,000枚程度の事業所に向いています。
他社同型機の月額リース料金相場(平均)が約15,000/月ですので、東芝「e-STUDIO2525AC」は平均的な価格といえます。
e-STUDIO3525AC | 他社同型機の平均 | |
月額リース料金相場 | 約19,000円/月 | 約21,000円/月 |
東芝「e-STUDIO3525AC」は、35枚機です。月間印刷枚数が6,000枚程度の事業所に向いています。
他社同型機の月額リース料金相場(平均)が約21,000/月ですので、東芝「e-STUDIO3525AC」は平均より安めな価格といえます。
e-STUDIO4525AC | 他社同型機の平均 | |
月額リース料金相場 | 約23,500円/月 | 約26,000円/月 |
東芝「e-STUDIO4525AC」は、45枚機です。月間印刷枚数が15,000枚以下の事業所に向いています。
他社同型機の月額リース料金相場(平均)が約26,000/月ですので、東芝「e-STUDIO4525AC」は平均より安めな価格といえます。
e-STUDIO5525AC | 他社同型機の平均 | |
月額リース料金相場 | 約28,500円/月 | 約29,000円/月 |
東芝「e-STUDIO5525AC」は、55枚機です。月間印刷枚数が20,000枚程度の事業所に向いています。
他社同型機の月額リース料金相場(平均)が約29,000/月ですので、東芝「e-STUDIO5525AC」は平均的な価格といえます。
e-STUDIO6516AC | 他社同型機の平均 | |
月額リース料金相場 | 約42,500円/月 | 約37,000円/月 |
東芝「e-STUDIO6516AC」は、65枚機です。月間印刷枚数が21,000枚以上の事業所に向いています。
他社同型機の月額リース料金相場(平均)が約37,000/月ですので、東芝「e-STUDIO6516AC」は平均より高めな価格といえます。
e-STUDIO7516AC | 他社同型機の平均 | |
月額リース料金相場 | 約46,500円/月 | 約46,000円/月 |
東芝「e-STUDIO7516AC」は、75枚機です。月間印刷枚数が30,000枚以上の事業所に向いています。
他社同型機の月額リース料金相場(平均)が約46,000/月ですので、東芝「e-STUDIO7516AC」は平均的な価格といえます。
ここまで東芝複合機の月額リース料金相場を確認しました。また、他社同型機のリース料金と比較した結果、東芝複合機のリース料金相場は「平均的」といえます。
東芝複合機『e-STUDIOシリーズ』7機種のリース料金相場を見ましたが、65枚機のみ他社同型機の平均より高いことがわかりました。
20・35・45枚機においては、平均より安め。25・55・75枚機では、平均的なリース料金相場です。この結果から、総合的に見れば東芝複合機『e-STUDIOシリーズ』のリース料金相場は平均的といえるでしょう。
なお、相見積をとってうまく値引き交渉すれば、リース料金相場よりも安い価格を引き出せる可能性もあります。
東芝複合機よりリース料金が安いメーカーがあります。「爆安メーカー」と謳われる京セラ複合機です。
京セラ複合機は、リース料金だけでなくカウンター料金までもが爆安。一例として、35枚機のリース料金相場を比較してみましょう。
e-STUDIO3525AC | TASKalfa 3554ci(京セラ) | |
月額リース料金相場 | 約19,000円/月 | 約14,000円/月 |
京セラ複合機は、交渉次第で上記のリース料金相場よりもさらに安くなる可能性があります。詳しくはお問い合わせください。
ここまで、東芝複合機の一般的なリース料金相場についてお伝えしてきました。ここからは、当サイトに寄せられた東芝複合機のリース料金事例を3つご紹介します。
相場と同額の事例もあれば、総額で相場よりも高くなってしまう事例もあります。確認してみましょう。
まずは、S社様からいただいた事例をご紹介します。相場並みのリース料金で複合機を導入した事例になります。
S社様は、それまで使用していた25枚機のリース期間が切れるタイミングで、なじみの販売店から見積をとったそうです。
契約した月額のリース料金は15,000円。きちんと話も聞いてくれ、価格交渉にも答えてくれる良心的な販売店だったようです。そのため、相場並みのリース料金で複合機を導入できたそうです。
続いて、K社様からいただいた事例をご紹介します。こちらは相場より高く契約してしまった事例です。
K社様は新規事業の立ち上げにともない、複合機導入を考えておられました。販売店との交流もなかったため、インターネットで調べたそうです。そして、近くの販売店と月13,500円でリース契約。
相場は月15,000円ですから、一見すると安く見えます。しかし、こちらは7年リース契約となっていました。相場の15,000円で5年リースなら総額は90万円ですが、こちらの事例では総額が1,134,000円となってしまいます。
このように、総額で見た場合に相場よりも高くなってしまうケースがあります。複合機の適切なリース期間は5年です。7年リースを提案する販売店には気をつけましょう。
最後に、F社様からいただいた事例をご紹介します。こちらは、総額がほぼ定価になってしまった事例です。
F社様は、飛び込み営業の販売店と5年リース契約を結びました。言葉巧みに営業され、月21,800円で契約をしてしまったそうです。
相場の月15,000円よりかなり高い金額です。しかも、総額では1,308,000円となり、ほぼ定価と一緒。飛び込み営業の販売店には、悪徳業者もいますので要注意です。
こうした悪徳業者に引っかからないためにも、相見積を取ることをおすすめします。
東芝複合機を導入する際には、リース料金だけではなくカウンター料金も必ず確認しましょう。
東芝『e-STUDIOシリーズ』のカウンター料金相場は、カラー12円/枚、モノクロ1.2円/枚です。相場を知っておくことで、リース料金とともに交渉しやすくなります。
ただし、カウンター料金は販売業者にとって収益の要といえます。交渉をしたからといって必ず下がるものではありませんが、相場よりもかなり高めのカウンター料金を提案された場合には、交渉の余地があります。
具体的に月何枚くらい印刷して、何円程度のコストになるかを試算するのがおすすめです。
今回は、東芝複合機のリース料金相場を他社複合機と比較しました。
東芝複合機をお得にリースしたいなら、相見積がおすすめです。2〜3社程度を目安に相見積をとりましょう。
当サイトでは、東芝複合機の見積を無料でお取り寄せいたします。ぜひ、お問い合わせください。