2色印刷(モノカラー印刷)でカウンター料金を削減|フルカラーを使わず印刷コストを下げる方法

Published at2026年3月6日

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2色印刷でコスト削減
フルカラー印刷をすると、コピー機・複合機の印刷コストは高くなります。
カウンター料金の相場は以下の通りです。

  • モノクロ印刷:約1.0円~5.0円/枚

  • フルカラー印刷:約10円/枚

同じ1枚でも、カラーになるだけで10倍近い差が出ます。資料の大半が「ちょっと色が付いているだけ」でも、フルカラー扱いになってしまうケースは少なくありません。

そこで注目したいのが 使用する色数を絞った「2色コピー・2色印刷(モノカラー)」です。「2色コピー・2色印刷(モノカラー)」を活用することで、フルカラーでコピー・印刷するよりもカウンター料金を抑えられます。

北村豊貴

モノカラー・2色出力向けの料金区分を設けている代表的なメーカーは、リコー・京セラ・コニカミノルタです。ただし、メーカーによって「モノカラー」の定義や、コピー・プリントへの適用範囲が異なります。この記事では、各メーカーのモノカラーコピー・モノカラー印刷について詳しく解説します。

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この記事の監修者
北村 豊貴
Atsuki Kitamura
監修者情報
OA機器販売店で複合機営業を担当し、中小企業から大手法人まで数百社以上の契約・導入を経験。
業界の課題解決を志し、2023年「コピー機価格診断ドットコム」の立ち上げを機に、見積診断や価格交渉を開始。
これまでに累計2144社の価格診断を実施(2026年5月現在)。営業現場で培った実務ノウハウと、金融・OA機器メディアでの執筆実績を基に、透明性あるコピー機導入とコスト削減を支援している。

 

関連記事:複合機のカウンター料金はいくら?相場・高い原因・見直し判断を完全解説

 

2色コピー・2色印刷(モノカラー)とは?フルカラー・モノクロとの違い

2色印刷

2色コピー・2色印刷(モノカラー)とは、フルカラーよりも使用する色数を絞って出力する方法です。 代表的なのは「黒+赤」「黒+青」など、黒ともう1色を使って資料を見やすくする方法です。ただし、どの色の組み合わせをモノカラーとして扱うかはメーカーによって異なります。

  • フルカラー:CMYK(4色)の中から複数の色を使ってカラーで出力

  • モノクロ:黒1色のみで出力

  • 2色コピー・2色印刷(モノカラー):黒+任意の1色、任意の2色など、色数を絞って出力(※)
    ※メーカーによって組み合わせ可能な色は異なります

 

2色印刷は、色数を抑えつつ、「強調」「注意喚起」「視認性向上」を狙えるのが特徴です。「見出しだけ赤にする」「注意文だけ青にする」「グラフの1色だけ色付けする」といった使い方なら、フルカラーにする必要はありません。

宇宙人

2色印刷に向いている資料って具体的に何があるんデスカ?

北村豊貴

写真中心でなければ社内資料、注意喚起文書、会議資料、請求書や案内文など、たくさんありますよ!

2色コピー・2色印刷(モノカラー)がカウンター料金削減に効く理由

メーカーや契約内容によっては、2色コピー・2色印刷にフルカラーより安い専用のカウンター料金が設定されています。資料の一部にだけ色を使いたい場合、フルカラーで出力するよりもカウンター料金を抑えられることがあります。

▼カウンター料金例

  • フルカラー:約6~12円/枚
  • モノクロ:約0.6~1.2円/枚
  • 2色コピー・2色印刷(モノカラー):約0.6円~5.0円/枚※上記はあくまで一例です。必ずこの金額で契約できるわけではありません。

 

フルカラーで出力する必要のない資料を2色・モノカラーに切り替えられれば、月間印刷枚数が多い会社ほどコスト削減効果が大きくなります。

宇宙人

2色・モノカラーの単価は、約0.6~5.0円デスネ。かなり金額差がありマスネ。

北村豊貴

はい、2色コピー・2色印刷(モノカラー)の定義や単価はメーカーによって異なります。メーカーごとの違いを見てみましょう。

 

2色コピー・2色印刷(モノカラー)の料金はメーカーによって違う

2色コピー・2色印刷のカウンター料金は、メーカーによって扱いが異なります。 特に注意したいのが、コピーとプリントで料金区分が異なるメーカーがあることです。

メーカー コピー プリント
京セラ モノカラー/2色料金
相場:約0.6~0.7円/枚
フルカラーカウント
相場:約6.0~7.0円/枚
リコー モノカラーカウント
相場:約1.2円/枚
条件を満たせばモノカラーカウント
相場:約1.2円/枚
コニカミノルタ モノカラー・2色カラー料金
相場:約3.0~4.0円
2色カラー料金
相場:約3.0~4.0円

北村豊貴

特に注意したいのが京セラです。 2色コピーには低いモノカラー料金が適用されますが、2色プリントはフルカラーカウントとなります。一方、リコーやコニカミノルタは、条件を満たせばプリントでもモノカラー・2色カラー料金が適用されます。

京セラ|2色コピーは安いが、2色印刷(2色プリント)はフルカラー扱い

京セラでは、黒+指定色で出力する「2色コピー」にモノカラー/2色料金が設定されています。

北村豊貴

当サイトで確認している見積では、モノカラー料金は約0.6~0.7円/枚で設定されるケースがあります。モノクロ料金とほぼ同水準です。

一方、パソコンから行う2色印刷(2色プリント)はフルカラーカウントとなります。

そのため、京セラでモノカラーを使ってコストを抑えたい場合は、コピーとプリントを分けて考える必要があります。

宇宙人

資料のコピーで2色コピーを使うことって…あまりないような気がします。逆に、PCで作成した資料を2色で出したいシーンは数多くあるのデスガ……印刷だとフルカラーカウントになってしまうんデスネ。

北村豊貴

はい。たとえば複数人に配る資料なら、PCから直接すべて印刷するのではなく、まず原本を1枚だけプリントし、その原本をモノカラーコピーで必要部数コピーする方法があります。最初の1枚はフルカラーカウントになりますが、2枚目以降をモノカラーコピー料金にできれば、全体のコストを抑えられます。

>>>詳しくは「京セラ複合機のカウンター料金相場」記事へ

リコー|印刷(プリント)でもモノカラーカウントを利用できる

リコーでは、CMYKのうち使用する色が2色以内など、所定の条件を満たした出力をモノカラーカウントとして扱います。

宇宙人

リコーの場合もPCからの印刷(プリント)はフルカラーカウントデスカ?

北村豊貴

いえ、リコーは京セラとは異なり、コピーだけでなく、パソコンからのプリントでもモノカラー料金を利用できるのが特徴です。コピーなのか、印刷なのか気にせずに、モノカラー機能を使っていただけます。

モノカラー単価の相場は、約1.2円/枚。黒+赤など、使用する色数を絞った資料を多く出力する会社では、フルカラー料金よりもカウンター料金を抑えやすくなります。

>>>詳しくは「リコー複合機のカウンター料金相場」記事へ

コニカミノルタ|2色カラーコピー・プリントとも専用料金

コニカミノルタでは、モノカラーコピーおよび2色カラーコピー/プリントを専用の料金区分でカウントします。

宇宙人

専用の料金トハ?モノクロ料金が適用されるわけではないんデスネ。

北村豊貴

はい、コニカミノルタのモノカラー単価の相場は約3.0~4.0円です。モノクロ単価と同額ではありませんので注意してください。

宇宙人

ナルホド、ちょっと高いデスネ。コピーだけでなく、印刷(プリント)もモノカラー単価になりマスカ?

北村豊貴

はい、コニカミノルタでは、2色カラーコピーだけでなく、PCからの2色カラープリントも同じ料金区分でカウントされます。京セラのように、プリントだけフルカラーカウントになるわけではありません。

>>>詳しくは「コニカミノルタ複合機のカウンター料金相場」記事へ

 

なお、その他のメーカーも相談すれば2色コピー・2色印刷(モノカラー)単価を設定してもらえる可能性はあります。月間印刷枚数が多く、カウンター料金の支払いが多くなりそうな場合は、見積(※)段階で2色コピー・2色印刷(モノカラー)単価の設定が可能かどうかを必ず確認しましょう。

※同一メーカー内では後から単価を下げることが難しいケースもあるため、最初に見積を依頼する販売店選びや条件設定が重要になります。→詳しくは、「カウンター料金を削減したい方へ|印刷コストを下げる正しい考え方と手順」記事へ。

宇宙人

つまり、販売店との交渉になるということデスカ?

北村豊貴

はい。契約の組み方次第で相談に乗ってもらえる可能性はあります!

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まとめ|2色コピー・2色印刷はメーカーごとの料金ルールを確認しよう

2色コピー・2色印刷(モノカラー)は、フルカラーより使用する色数を絞ることで、資料の見やすさを保ちながらカウンター料金を抑えられる場合があります。

ただし、モノカラー・2色カラーの料金ルールはメーカーによって異なります。

  • 京セラ:2色コピーはモノカラー/2色料金。2色印刷(プリント)はフルカラーカウント
  • リコー:条件を満たせば、コピー・プリントともモノカラーカウント
  • コニカミノルタ:モノカラーコピー・2色カラーコピー/プリントに専用料金を適用

特に注意したいのは、「2色で出せば必ず安くなる」とは限らないことです。

複合機を選ぶ際や見積を取る際は、次の点を確認しておきましょう。

  • 機械側に2色・モノカラー料金が設定されているか
  • コピーとプリントのどちらに適用されるか
  • どの出力モードが対象になるか
  • 見積書・契約書に単価が記載されているか

 

見積書に「モノカラー」「2色カラー」などの単価が記載されていても、コピーとプリントの両方に適用されるとは限りません。

販売店には、「コピーの場合」「パソコンからプリントする場合」のそれぞれで、どのカウンター料金が適用されるのかまで確認しておくと安心です。

北村豊貴

モノカラーをよく使う予定なら、見積時にコピー・プリントそれぞれの料金と適用条件まで確認しておきましょう。メーカーごとの違いを理解して選べば、印刷コストを抑えやすくなりますよ!

 

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