Published at2022年12月28日
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京セラ複合機の評判は、「安くてコスパが良い」という声がある一方で、「故障が多い」「紙詰まりが気になる」といった意見も見られます。
本記事では、実際の利用者アンケートと口コミをもとに、京セラ複合機の良い点・気になる点を正直にまとめました。導入を迷っている方は、ぜひ判断材料としてご覧ください。
※2024年1月~2025年2月の弊社独自アンケート結果より集計
| この記事の監修者 北村 豊貴 Atsuki Kitamura ![]() |
OA機器販売店で複合機営業を担当し、中小企業から大手法人まで数百社以上の契約・導入を経験。 業界の課題解決を志し、2023年「コピー機価格診断ドットコム」の立ち上げを機に、見積診断や価格交渉を開始。 これまでに累計140社の価格診断を実施(2025年9月現在)。営業現場で培った実務ノウハウと、金融・OA機器メディアでの執筆実績を基に、透明性あるコピー機導入とコスト削減を支援している。 |
目次
当サイトでは、2024年1月~2025年2月にかけて、複合機TASKalfaシリーズをお使いの事業所を対象にアンケートを実施しました。延べ66の事業所からの回答結果を公開いたします。

アンケート結果を見ると、京セラ複合機を使用しているユーザーのうち、約7割が「満足」または「やや満足」と回答しており、全体としては一定の評価を得ていることが分かります。特に、操作のしやすさや発色の良さといった基本性能については、好意的な口コミが多く見られました。
一方で、「やや不満」「不満」と回答したユーザーも約1割存在しており、紙詰まりの発生やタッチパネルの反応速度、故障頻度といった点が評価を下げる要因となっています。そのため、京セラ複合機の評判は決して一方的に良い・悪いと断定できるものではなく、使用環境や求める性能によって評価が分かれやすいと言えるでしょう。
以下では、実際に寄せられている口コミをもとに、京セラ複合機の良い点・気になる点を具体的に見ていきます。
▼京セラ複合機・コピー機の口コミ
タッチパネルの使い心地が良く、操作しやすいです。誰でもスムーズに使えます。スキャンも鮮明に印刷できますが、鮮明すぎて薄い紙であれば裏の文字が移ってしまいます。(TASKalfa 2470ci)
普通に使用するには問題ないですが、大量の紙を印刷すると、紙詰まりが発生しやすいように思います。低電力モードがあるのはありがたいですが、時間があくと、印刷するまでの時間が長くかかるのが気になります。(TASKalfa 2553ci)
コピーの線や文字が、割とハッキリしていて満足です。不満な点は、コピーからFAXにメニューを切り替える等、タッチパネルの反応が遅いこと。プリントアウト中に、コピーやFAXをすると、プリントアウトが中断します。(TASKalfa 5053ci)
宇宙人
京セラ複合機はコスパの良さが好評です。月間の印刷枚数や導入台数により、本体価格を安く提案してくれます。また、ランニングコストとなるカウンター料金も、一般的な相場より安いことが評価されていました。
▼価格の口コミ
他のメーカーの複合機を使用したことはありませんが、カウンター単価が他メーカーの複合機より安く、京セラはコスパがいいと思いました。(TASKalfa 2554ci)
故障は少ないものの、線が入ったり、点々がでてくることもある。中のある部分をきれいにしておくと良いと教えてもらった。しかし、コスパは納得できる。今後の買い換えの際は、他の機種も検討してみたいと思っている。(TASKalfa 3554ci)
良い点はコスパ・壊れにくさです。リース料金もカウンター料金も、他メーカーに比べて安いのでコスパ最強です。5年利用してますが、故障したことがないので、耐久性が抜群だと思います。(TASKalfa 3554ci)
北村豊貴

京セラ複合機を使用しているユーザーの内、8割近くのユーザーが満足と回答しました。京セラは、これまで発色の良さに難ありと言われてきたメーカーです。一部コメントでも、文字つぶれやパソコン上と発色が異なるという声がありましたが、実際のところ、大半の京セラ複合機ユーザーは発色の良さに満足していました。
▼発色の良さの口コミ
カラー発色、特に赤色の美しさとプリンターの壊れにくさに満足している。スキャナーとしても必要十分と言える性能を備えており、FAX・コピーとしても特に不都合を感じる点はない。(TASKalfa 2553ci)
デザイン外観、印刷速度、モノクロ印刷、カラー印刷は満足しています。また、用紙補給した後、トレイが必ず閉まるようになってるので使いやすいです。(TASKalfa 3253ci)
印刷の仕上がりは、モノクロ、カラーともに非常にきれいで満足しています。(TASKalfa 6053ci)
サギヤマ

京セラ複合機を使用しているユーザーの内、満足していると回答したのは半数に達しませんでした。紙詰まり発生の多さや印刷時に不要な線が入ること、修理業者の対応スピードの遅さが不満につながっていました。
▼故障しにくさの口コミ
両面印刷装置でよく紙詰まりが起こる。業者の指示通り直しても起こる事があるので、構造欠陥ではないかと思うことがある。また、印刷に変な線が入ってしまうと業者を呼ぶしか方法がない。(TASKalfa 2460ci)
故障が多く、修理業者が来るまで結構待たされ、業務が滞ることが多々ありました。紙詰まりをすべて取り除いても復帰ができない、再起動をして復帰できる場合とできない場合があり、とにかくよくわかりません。(TASKalfa 2553ci)
紙づまりが多いです。ガラス面は汚れていないのに、コピーをすると線が出ることもあります。以前、他メーカーの複合機を使用していましたが、そちらの方が使い勝手や美しさ、全ての面で良かったです。(TASKalfa 4053ci)
北村豊貴
ここからは、京セラ複合機の評判を他メーカーと比較してみましょう。

富士フイルム(ゼロックス)の口コミは、Apeos Cシリーズに関するもので、合計80件集まりました。その結果、総合満足度および各評価項目において、富士フイルムは京セラを上回る評価となっています。
特に「印刷速度」や「故障しにくさ」といった安定性の面では、富士フイルムの評価が高く、業務用途での信頼性を重視するユーザーから支持されていることが分かります。一方で、発色の良さについては、京セラも平均4点以上と高評価を得ており、日常業務レベルでは十分満足しているユーザーが多い結果となりました。
このことから、富士フイルムは安定性や完成度を重視する企業向け、京セラはコストパフォーマンスを重視する企業向けといったように、重視するポイントによって選択肢が分かれると言えるでしょう。
北村豊貴

キヤノンの口コミは、iR-ADVシリーズに関するもので、合計104件集まりました。その結果、総合満足度および各評価項目において、キヤノンは京セラを上回る評価となっています。
特に「印刷の速さ」や「故障しにくさ」といった安定性の面では、キヤノンの評価が高く、業務を止められないオフィス環境で安心して使える複合機として支持されていることが分かります。一方で、京セラと比較すると、コスト面ではキヤノンの方が高くなりやすく、導入費用やランニングコストを抑えたい企業にとっては慎重な検討が必要と言えるでしょう。
宇宙人

リコーの口コミは、IM Cシリーズに関するものが中心で、合計430件と、今回比較したメーカーの中でも特に多く集まりました。その結果、総合満足度および各評価項目において、リコーは京セラを上回る評価となっています。
「発色の良さ」や「外観デザイン」については、京セラ・リコーともに平均4点前後と高評価で、大きな差は見られませんでした。一方で、印刷の速さに関しては、リコーの評価が特に高く、業務効率を重視するユーザーから支持されていることが分かります。
口コミ件数の多さからも、リコーは導入実績が豊富で、安定した評価を得ているメーカーと言えるでしょう。対して京セラは、速度や安定性よりもコストを重視したい企業に向いた選択肢として位置づけられます。
サギヤマ

シャープの口コミは、MXシリーズとBPシリーズに関するもので、合計81件集まりました。その結果、総合満足度ではシャープが京セラを上回る評価となっています。
個別項目を見ると、「発色の良さ」については、京セラの方がシャープよりわずかに高評価となっており、両メーカーとも平均4点以上と高い評価を得ていました。一方で、「故障しにくさ」に関しては、シャープの評価が高く、安定性の面で京セラとの差が大きく出る結果となっています。
このことから、シャープは安定性や信頼性を重視する企業向け、京セラは発色やコストパフォーマンスを重視する企業向けといったように、重視するポイントによって選択肢が分かれる比較結果と言えるでしょう。
北村豊貴

コニカミノルタの口コミは、bizhub Cシリーズに関するもので、合計66件集まりました。その結果、総合満足度および各評価項目において、コニカミノルタは京セラを上回る評価となっています。
特に「故障しにくさ」や「印刷の速さ」といった安定性・業務効率の面では、コニカミノルタの評価が高く、日常的に複合機を酷使するオフィス環境でも安心して使えるメーカーとして支持されていることが分かります。一方で、「発色の良さ」や「外観デザイン」については、コニカミノルタの方がわずかに高評価となったものの、京セラも平均4点前後と十分に高い評価を得ていました。
この比較から、コニカミノルタは安定性や処理能力を重視する企業向け、京セラはコストパフォーマンスを重視しつつ、基本性能も妥協したくない企業向けの選択肢と言えるでしょう。
サギヤマ
北村豊貴
価格の安さを重視する企業は、京セラ複合機がおすすめです。京セラ複合機の一番の強みは価格の安さであり、本体価格とカウンター料金、どちらも他メーカーより安く導入できます。
カウンター料金の一般的な相場はモノクロ1円/枚、カラー10円/枚ですが、月間の印刷枚数によるものの、京セラ複合機のモノクロ0.6円/枚、カラー6円/枚と相場より安いです。場合によっては、さらに安く提案してもらえることもあります。
また、京セラ複合機は「スリーCチャージ」という新しい保守プランを導入しています。「スリーCチャージ」は、カラー印刷の色がついている範囲に応じてカウンター料金が変わるプランです。押印部分のみ赤を使用する契約書など、カラー範囲が少ない文書の印刷が多い事務所では、「スリーCチャージ」プランによって月々のランニングコストを下げられます。
京セラ複合機を安くリースする方法を3つご紹介します。
どのメーカーであっても、複合機を安くリースするためには「相見積」が欠かせません。リース料金は、代理店により大きく異なります。複数の代理店から見積を取ることで競争をうながし、リース料金が下がりやすくなります。
複合機のリース料金をおさえるには、「必要なオプションだけに絞る」ことも重要です。事前に必要な機能を決めておくことで、過剰なオプションを避けることができます。代理店から様々なオプションを提案されても動じないために、必要な機能を明確にしておきましょう。
コスパの良さが評判の京セラですが、月間の印刷枚数が多いとさらにカウンター料金を安く提案してもらえることがあります。そのため、見積を取る際は印刷枚数をやや「多め」に伝えることがポイントです。一方で、実際の印刷枚数を大きく超える枚数を伝えてしまうと、不要な高スペック機種を提案されかねないため注意しましょう。
北村
【コピー機価格診断ドットコム提携店のカウンター料金】
※設置地域によっては、上記価格では出せない場合もあります
今回の記事では、京セラ複合機の評判について、実際の利用者アンケートや口コミをもとに検証してきました。その結果、全体の約7割が「満足」と回答しており、決して悪い評価ばかりではないことが分かりました。
特に、本体価格やカウンター料金といったコストパフォーマンスの良さ、そして発色の良さについては、多くのユーザーから高い評価を得ています。一方で、紙詰まりや故障頻度、修理対応のスピードといった点に不満を感じている声もあり、安定性の面では注意が必要です。
他メーカー(富士フイルム・キヤノン・リコー・シャープ・コニカミノルタ)と比較すると、総合評価では京セラが最も低い結果となりましたが、京セラが突出して低いわけではなく、全体的にどのメーカーも満足度が高いと言えます。
北村豊貴

最後に当サイト「コピー機価格診断ドットコム」をご紹介します。コピー機価格診断ドットコムでは、お客様が販売店と直接やり取りする必要はありません。
まずお客様からお問い合わせをいただくと、当サイトが提携している複数の販売店に見積を依頼します。その中から安い販売店の見積書を取り寄せ、メールにてお客様へお届けします。
ご利用のメリット
また、お客様の許可なく販売店にお客様の連絡先(電話番号、メールアドレス)を伝えることはございませんので、販売店からしつこい営業を受ける心配はありません。
コピー機導入にかかるコストを抑えたい方に、安心してご利用いただけるサービスです。
当サイトのサービス内容については「コピー機価格診断ドットコムとは?」記事もご参照ください。
なお当サイトでは、現在ご利用中の複合機リース料金&カウンター料金が適正価格かどうか無料で診断いたします。「コスト見直しのきっかけ」「ぼったくり商法の回避」にもつながりますので、ぜひお気軽にご相談ください。