Published at2023年4月17日
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この記事では京セラTASKalfaシリーズのリース料金相場を比較します。
複合機業界では京セラ複合機は非常に安いことで有名です。コストを重視するなら京セラは外せません。他社追随を許さないほど安くできるのは、京セラの企業努力です。
この記事では
などを中心に、京セラコピー機の実際のリース料金が他社の機種と比較するとどれくらい安いのかを事例をまじえながらご説明させていただきます。
ここでは京セラTASKalfaシリーズを富士フイルム(ゼロックス)Apeos Cシリーズや、キヤノンのIRシリーズ、リコーのIMCシリーズと比較します。リース期間は最も標準的な5年を想定します。
※これからご紹介するリース月額は参考価格で、各ユーザーの使用状況などで価格は変わります。
京セラ24枚機、25枚機と富士フイルム(ゼロックス)のApeos c2570 -PFSと他社同型機の平均を比較しました。
メーカー名 | 京セラ | 京セラ | 富士フイルム | 他社同型機平均 |
機種名 | TASKalfa 2470ci+ | TASKalfa2554ci | Apeos C2570 -PFS | – |
リース月額 | 約13,000円 | 約14,800円 | 約24,700円 | 約17,800円 |
総額 | 約69万円 | 約78万円 | 約130万円 | 約94万円 |
枚数/分 | 24枚/分 | 25枚/分 | ||
対応機能 | プリント・スキャン・fax(OP) | プリント・スキャン・fax(OP) | プリント・スキャン・fax |
京セラ2機は、FAX機能はオプションではありますが、月額1万円ちょっととかなりリーズナブルです。
5年間のリース総額を見てみると、京セラの24枚機と富士フイルムの25枚機とでは、約61万円もの差が出てきます。
京セラと富士フイルム(ゼロックス)35枚機と、他社同型機平均の比較です。
35枚機は、1ヶ月平均4,000~6,000枚の大規模の事務所に向いています。
メーカー名 | 京セラ | 富士フイルム | 他社同型機平均 |
機種名 | TASKalfa3554ci | Apeos C3570 PFS-2TS | - |
リース月額 | 約15,900円 | 約27,550円 | 約23,000円 |
総額 | 約84万円 | 約145万円 | 約121万円 |
枚数/分 | 35枚/分 | ||
対応機能 | プリント・スキャン・fax(OP) | プリント・スキャン・fax |
京セラTASKalfa3554ciと、富士フイルム(ゼロックス)Apeos C3570 PFS-2TSの5年リース料金を比較すると、月額ベースで11,650円の差があります。支払い総額では約61万円もの差になります。
富士フイルム(ゼロックス)のモデルはFAX付き。京セラ機と比較すると機能の差が少しありますが、京セラの安さは然りです。富士フイルムは価格帯が一番高い部類に入りますので、一番安い京セラのマシンの安さが際立ちます。
京セラTASKalfa3554ciを他社同型機平均と比べても、月額ベースで約7,100円、総額では約37万円の差がありました。
京セラTASKalfa4054ciの印刷速度は40枚/分。月間印刷枚数が9,000枚程度の事業所向きです。
TASKalfa4054ciのリース料金を他社同型機と比較してみましょう。
メーカー名 | 京セラ | キヤノン | 他社同型機平均 |
機種名 | TASKalfa4054ci | iR-ADV DX C5840 | - |
リース月額 | 約19,700円 | 約28,000円 | 約27,600円 |
総額 | 約104万円 | 約151万円 | 約146万円 |
枚数/分 | 40枚/分 | ||
対応機能 | プリント・スキャン・fax(OP) | プリント・スキャン・fax | - |
京セラTASKalfa4054ciとキヤノンの同型機iR-ADV DX C5840とは、月額ベースで約8,300円、総額では47万円の差がありました。他社同型機と比較しても、月額ベースで約7,900円、総額で42万円の差です。
京セラTASKalfa5054ciの印刷速度は50枚/分。月間印刷枚数が15,000枚程度の事業所向きです。
メーカー名 | 京セラ | キヤノン | 他社同型機平均 |
機種名 | TASKalfa5054ci | iR-ADV DX C5850F | - |
リース月額 | 約23,500円 | 約32,500円 | 約31,600円 |
総額 | 約124万円 | 約175万円 | 約167万円 |
枚数/分 | 50枚/分 | ||
対応機能 | プリント・スキャン・fax(OP) | プリント・スキャン・fax |
キヤノンの同型機とは月額ベースで約9,000円、総額では約51万円の差が出ています。他社同型機と比較すると、月額ベースで約8,100円、総額で約43万円の差です。
京セラTASKalfa5054ciの場合、FAXはオプション対応になりますが、FAXを付けた場合でも他社複合機よりも安い価格帯でリースできるでしょう。
TASKalfa6054ciの印刷速度は60枚/分。月間印刷枚数19,000枚位の事務所向きです。
メーカー名 | 京セラ | リコー | 他社同型機平均 |
機種名 | TASKalfa6054ci | IM C6010 | - |
リース月額 | 約28,600円 | 約32,300円 | 約33,000円 |
総額 | 約151万円 | 約170万円 | 約175万円 |
枚数/分 | 60枚/分 | ||
対応機能 | プリント・スキャン・fax(OP) | プリント・スキャン・fax(OP) | - |
毎月多くの資料を印刷する会社向けの高速機です。
京セラの60枚機とリコーの同型機では月額約3,700円、総額約19万円の差がありました。
他社同型機のどれも京セラの安さには勝てません。もはや「安さ無双」の京セラです。
京セラTASKalfa7054ci、TASKalfa8353ciともに70枚機ですが、TASKalfa8353ciではモノクロ印刷時に83枚/分と更に高速印刷が可能です。
メーカー名 | 京セラ | 京セラ | 他社同型機平均 |
機種名 | TASKalfa7054ci | TASKalfa8353ci | - |
リース月額 | 約32,400円 | 約45,000円 | 約46,600円 |
総額 | 約171万円 | 約241万円 | 約248万円 |
枚数/分 | 70枚/分 | カラー70枚/分・モノクロ83枚/分 | 70枚/分 |
対応機能 | プリント・スキャン・fax(OP) | プリント・スキャン・fax(OP) | - |
京セラ複合機は70枚機以上の高速機に至っても、他社同型機よりもはるかに安いリース料金です。
TASKalfa8353ciの場合、他社同型機との差はわずかですが、TASKalfa7054ciでは月額リース料金で14,000円もの差となります。総額にすると77万円もの差となるため、「高速機がほしいが、価格で悩んでいる」というお客様には京セラ機も候補の一つとしておすすめします。
ここまで京セラ複合機のリース料金を他社同型機と比較しました。京セラ複合機のリース料金は「安い」と言えます。京セラ複合機のリース料金についてまとめます。
京セラ複合機にはFAXが標準装備されていないものの、他社同型機と比較すると「圧倒的に安い」リース料金であると言えます。
特に高速機では月額ベースで14,000円、総額で77万円もの差。多くの事業所で人気の35枚機でも、月11,650円、金額60万円近くの差がありますので、安さをお求めのお客様には京セラをおすすめします。
ただ、ここまで安いと「低品質なのではないか?」「すぐに故障するのではないか?」という心配が出てきますが、2016年以降のモデルでは大幅に品質が改善されています。
京セラ複合機の安さを実現させているのは、企業努力とムダをそぎ落とした本体機器にあります。例えば京セラ複合機は機種が違っても本体に同じデザインを使用しています。
また、京セラのサービス拠点は主要メーカーと比べると少なくめです。拠点数の削減については、富士フイルム(ゼロックス)でも実施されています。これは昨今のコピー機本体の品質レベルアップによる故障率の低さ、そして保守体制におけるリモート制度の確立によります。
京セラ機の弱点は、「故障率」や「保守」よりむしろ「画質」にあります。デザイン業や建築業など精細な印字レベルをお求めのお客様には、富士フイルム(ゼロックス)やキヤノン、コニカミノルタといった高画質を誇るコピー機をおすすめします。
京セラ複合機よりも安いリース料金を提示できる複合機メーカーは存在しません。「安さ」では、京セラ複合機が間違いなくトップです。
なお、京セラ複合機の次に低価格帯のメーカーはシャープ。シャープ複合機は、大手コンビニなどでも採用されているため操作性が非常に良く、コピー機の扱いに慣れていない方でも問題なく使えます。また、富士フイルムやキヤノンには劣りますが、シャープ複合機の印字レベルは良く、デザイン業を営まれる方にも好まれます。
シャープ複合機に続いて安価なのが東芝テックです。東芝テック複合機は、様々な種類の紙に印刷できるコピー機という強みがあり、POP印刷やノベルティ印刷などを内製化できます。
京セラとシャープ、東芝テック3社の月額リース料金ベース(5年リース)の違いを確認しておきましょう。低速25枚機5年リースの月額の例でいうと、京セラ約14,800円、東芝約15,000円、シャープ約17,000円です。
複合機のリース料金をおさえたいなら「相見積」で業者間に価格競争をさせるのが鉄則ですが、京セラの場合は特殊。京セラは交渉しなくても最初から安いリース料金で提示されることが多いです。
もし他社のコピー機を比較検討中で金額に納得がいかない場合は京セラ機と相見積を取ってみましょう。それでは、京セラ複合機のリース料金事例をご紹介します。
A社様からいただいた事例です。
相場よりかなり安い5年リース料金で複合機を導入しています。
A社様はいつも同じ業者で契約していましたが、同型機の料金相場を調べたところ相場よりも高い金額で契約していることが判明。
その後独自にインターネットから相見積を取り、一番安く提案してもらった業者と契約しました。
A3カラー複合機 印刷速度 25枚/分
月額5年リース料金 9,960円 5年総額 597,600円 |
※TASKalfa2554ciのリース料金相場=13,800円/月
つづいてB社様より頂いた事例です。
従業員数はさほど多くはありませんが、人数や使用状況が異なる2つのフロアに置くことになり、性能違いの2台のコピー機を同時に購入することになりました。
台数が多くなると値引き率も高くなりますので、相場よりもさらに安いリース料金での導入となりました。
機器の概要
A3カラー複合機 2台
TASKalfa2554ci (相場13,800円 総額828,000円)
印刷速度 25枚/分 月額5年リース料金 7,900円 474,000円 |
TASKalfa3554ci (相場14,300円 858,000円)
印刷速度 35枚/分 月額5年リース料金 8,800円 528,000円 |
2台月額5年リース合計 16,700円 1,002,000円
最後にC社様より頂いた事例です。
6年リースでの契約となりましたが、同機種5年リース料金よりも月額リース料金が安くなるため、負担感が少ないとのことで6年リースを選択されました。
6年リースですので支払い期間は長くなりますが、総額でも同機種の5年リース料金総額相場よりも6年リースの方が安いです。
安さに定評のある京セラの販売店で相見積を依頼したところ相場よりもかなり安い見積が出ました。結局、京セラで導入を決めたとのことです。
印刷速度 50枚/分
月額6年リース料金 11,805円 総額 85万円 |
TASKalfa5054ci (5年リース料金相場20000円 総額120万円)
ここまでリース料金についてご説明させていただきましたが、コピー機を導入する際はリース料金だけでなく、印刷のたびに発生する「カウンター料金」が必要になります。
コピー機導入の際には、リース料金だけでなくカウンター料金も確認しましょう。
京セラのカウンター料金はモノクロ0.6円、カラー6円が相場です。
全メーカーのカウンター料金相場は、モノクロ1.0円、カラー10円。京セラはカウンター料金においても他社の追随を許しません。
もし、上記のカウンター料金よりも高く提示されたら、交渉の余地があります。
複合機のリース料金やカウンター料金というのは基準がよくわからず情報が非常に少ないため、ユーザー側は情報不足に陥りがちです。そこをついて高く見積もってくる業者がいることも確かですので、注意しましょう。
もちろん、必ずしも上記の金額になるとは限らず限界があることを頭に入れておいた方がいいかもしれません。
スムーズにコピー機を導入するためには、事務所での月間使用枚数を確認して、適した複合機の選定と、そこから機種のリース相場やカウンター料金相場を把握することをおすすめします。
今回は、京セラ複合機TASKalfaシリーズのリース料金相場を他社同型機と比較しました。
京セラ複合機TASKalfaシリーズのリース料金相場比較の要点をまとめます。
・京セラ複合機TASKalfaシリーズのリース料金はどのメーカーよりも圧倒的に安い
・京セラ複合機35枚機のリース料金は他社同型機平均と比べて月額約11,600円、総額61万円の差がある
・70枚/相当の高速機だと月額14,000円、総額77万円とかなり大きい差がついた
・京セラの複合機はリース料金も安いが、カウンター料金もモノクロ0.6円 カラー6円と安い
京セラ複合機の安さは他社を圧倒します。画質レベルにそれほどこだわりがなく、安いコピー機をお探しの方には京セラ複合機はおすすめです!
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