Published at2022年8月29日
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2020年5月、リコー「MP C6503 SP」「MP C8003 SP」の後継機種としてリコー IM C6500・C8000が発売されました。従来の「MPシリーズ」が新しく「IMシリーズ」へと生まれ変わり、スペックが大幅にアップ!
簡単なアップデートで常に最新の状態を維持できる新世代複合機「IMシリーズ」は、市場やユーザーの環境変化に迅速に対応します。
本記事ではIMシリーズの中でも超高速機のリコー IM C6500・C8000本体価格相場、リース料金相場、カウンター料金相場について紹介します。
あわせて、リコー IM C6500・C8000のスペック情報もお伝えします。
目次
出典:リコー公式
▼【リコー IM C6500 / C8000 】本体価格
機種名 | メーカー標準価格(税別) | 販売価格目安 |
IM C6500 | 3,120,000円 | 1,872,000円 |
IM C8000 | 4,140,000円 | 2,484,000円 |
リコー IM C6500 / C8000 の本体価格相場は、約190万円~250万円です。
印刷速度80枚/分の高速機IM C8000ともなると、低速機、中速機に比べ格段に価格が上がります。その分、生産性はトップクラス。
しかし、生産性を求め高速機を導入したは良いものの、月間印刷枚数が10,000枚にも満たない程度では、印刷速度80枚/分というスペックを活かせません。複合機を導入する際には、自社の月間想定印刷枚数と機種の印刷速度のバランスを考慮しましょう。
以下に印刷速度にあった月間想定印刷枚数を表にしましたので、参考にしてください。
印刷速度/分 | 月間の印刷枚数の目安 | 最小 | 最大 |
22枚 | 2,200枚 | 1,200枚 | 3,000枚 |
25枚 | 2,200枚 | 1,200枚 | 3,000枚 |
28枚 | 4,000枚 | 3,000枚 | 6,000枚 |
30枚 | 4,000枚 | 3,000枚 | 6,000枚 |
36枚 | 6,000枚 | 5,000枚 | 8,000枚 |
45枚 | 12,000枚 | 8,000枚 | 27,000枚 |
55枚 | 17,000枚 | 11,000枚 | 40,000枚 |
65枚 | 21,000枚 | 15,000枚 | 50,000枚 |
75枚 | 27,000枚 | 20,000枚 | 60,000枚 |
【 IM C6500】は65枚機なので、月間印刷枚数15,000枚~50,000枚のオフィスに適しています。【IM C8000 】は、80枚機と75枚機よりもさらに速いので、月間印刷枚数30,000枚~60,000枚以上のオフィスに向いています。
▼【リコー IM C6500 / C8000 】リース料金目安
機種名 | 販売価格目安 | 月間リース料金目安(5年) |
IM C6500 | 1,872,000円 | 35,000円 |
IM C8000 | 2,484,000円 | 46,400円 |
【リコー IM C6500 / C8000 】の5年間リース契約をした場合の月間リース料金は、35,000円~46,000円です。
【リコー IM C6500 / C8000 】は「IMシリーズ」の中でも上位機種なので、本体価格同様にリース料金も高く設定されます。
▼【 IM C6500 / C8000 】のカウンター料金
機種名 | IM C6500 | IM C8000 | ||
最低基本料金 | 17,000円 | 24,000円 | ||
モード | モノクロ | カラー | カラープリント | |
1~2,000 | 8.0円 | 1~1,000 | 40.0円 | 34.0円 |
2,001~12,000 | 6.5円 | 1,001~3,000 | 34.0円 | 29.0円 |
12,001~ | 4.6円 | 3,001~ | 29.0円 | 25.0円 |
高速複合機の重要スペックである印刷速度は、カラー・モノクロともに毎分80枚※1というハイスピードを実現。また、ワンパス両面ADFにより、両面240枚/分の高速スキャンも可能。さらに最大7,665枚※2の大量給紙を備えており、高性能を活かした大量入出力ニーズに応えます。
※1【IM C8000】の場合。【IM C6500】は65枚/分。
※2オプション装着時
【リコー IM C6500 / C8000 】は、モノクロ4.8秒※、カラー6.4秒※の高速のファーストコピータイムで「1枚のみのコピーで待たされる」という不満を軽減します。
※1【IM C8000】の場合。【IM C6500】はモノクロ5.5秒、フルカラー7.5秒。
【リコー IM C6500 / C8000 】は、40本のレーザービームで書き込みするRICOH Pro C製品群のVCSEL( Vertical Cavity Surface Emitting Laser)技術を採用。また、4,800dpi相当×1,200dpiの書込み解像度によりフルカラーの再現力を高めます。
さらに、リコー独自のオイルレスのカラーPxP-EQトナーを採用し、写真の色合いや小さい文字の輪郭までクリアに再現します。
リコー【 IMシリーズ】より実装された「RICOH Always Current Technology」により、複合機導入後でも簡単アップデートで、常に最新の機能を提供します。日々変化する市場やユーザーの環境にいち早く応えます。
また、出力中にマシンを止めることなく用紙を補給できたり、トナー交換ができダウンタイムを防ぎます。
さらに、消耗品交換時の手順を動画で細かく解説したり、紙詰まりを起こした際には簡単にメンテナンスできるなどの設計により快適な使い心地を維持します。
リコー IM C6500 / C8000では、多彩なオプションが準備されています。フィニッシャーや紙折りユニットで、3つ折りや4つ折り、Z折りに重ね折りまで様々なフィニッシュ加工が可能です。さらにプリントポストを活用すれば、大量の出力文書を仕分けできるなど、業務をサポートするオプションを必要に応じて選べます。
▼【リコー IM C6500 】の基本スペック
機種名 | IM C6500 | 定価(税別) | 3,120,000円 |
発売日 | 2020年5月 | カラー・モノクロ | カラー |
最大原稿サイズ | A3 | 印刷速度(カラー) | 65枚/分 |
印刷速度(モノクロ) | 65枚/分 | コピー | 〇 |
プリント | 〇 | FAX | オプション |
スキャン | 〇 | フィニッシャー | オプション |
自動両面 | 〇 | Mac対応 | 〇 |
メモリ・RAM | 6GB | HDD容量 | 640GB |
読込解像度 | 600×600 dpi | 書込み解像度 | 2400×4800dpi |
ウォームアップタイム | 53秒 | ファーストコピータイム | 7.5秒 |
機械占有寸法(幅×奥行) | 1,501×880mm | 重量 | 250kg |
▼【リコー IM C6500 / C8000 】の主な違い
機種名 | 印刷速度 カラー/モノクロ |
ファーストコピータイム | ウォームアップタイム | 定価(税別) |
IM C6500 | 65枚/65枚 | 7.5秒/ | 53秒 | 312万円 |
IM C8000 | 80枚/80枚 | 6.4秒/ | 45秒 | 414万円 |
ファーストコピータイムとウォームアップタイムに違いがありますが、複合機導入の決め手となるのは、やはり印刷速度と本体価格になるでしょう。
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