Published at2022年7月31日
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この記事では、FAX機能・高速スキャン機能を備えたオフィス向けの複合機「iR-ADV DX C5840F / C5850F / C5860F / C5870F」の本体価格、リース料金、カウンター料金の相場についてお伝えします。
北村豊貴
| この記事の監修者 北村 豊貴 Atsuki Kitamura ![]() |
OA機器販売店で複合機営業を担当し、中小企業から大手法人まで数百社以上の契約・導入を経験。 業界の課題解決を志し、2023年「コピー機価格診断ドットコム」の立ち上げを機に、見積診断や価格交渉を開始。 これまでに累計140社の価格診断を実施(2025年9月現在)。営業現場で培った実務ノウハウと、金融・OA機器メディアでの執筆実績を基に、透明性あるコピー機導入とコスト削減を支援している。 |
目次
▼【 iR-ADV DX C5840F/C5850F/C5860F/C5870F】の本体価格
| 機種名 | メーカー標準価格(税別) | 販売価格目安 |
| C5840F | 2,100,000円 | 1,260,000円 |
| C5850F | 2,500,000円 | 1,500,000円 |
| C5860F | 2,700,000円 | 1,620,000円 |
| C5870F | 3,00,000円 | 1,800,000円 |
北村豊貴
複合機大手3大メーカーの一つであるキヤノンの本体価格相場は、他社メーカーの同スペックの機種に比べるとやや高めです。
導入コストを抑えたい方は、シャープ、京セラの複合機をおすすめします。
▼【 iR-ADV DX C5840F/C5850F/C5860F/C5870F】リース料金目安
| 機種名 | 販売価格目安 | 月間リース料金目安(5年) |
| C5840F | 1,260,000円 | 約21,000円 |
| C5850F | 1,500,000円 | 約25,000円 |
| C5860F | 1,620,000円 | 約27,000円 |
| C5870F | 1,800,000円 | 約30,000円 |
北村豊貴
宇宙人
北村
宇宙人
北村
北村豊貴
シャープや京セラなど、カウンター料金が安価なメーカーと比較すると決して安いとは言えませんが、キヤノンの保守サービス体制は整っていることで知られています。キヤノンの保守拠点は、業界トップクラスの全国約200ヵ所。サービス内容も高く評価されています。
北村
【コピー機価格診断ドットコム提携店のカウンター料金】
※設置地域によっては、上記価格では出せない場合もあります
ここからは、キヤノンiR-ADV C5800シリーズの特徴をお伝えします。

出典:Canon公式
iR-ADV DX C5840F / C5850F / C5860F / C5870Fは、両面読み取り自動原稿送り装置を標準搭載。一度の原稿搬送で、表・裏面を同時に読み取ります。そのスピードは、1分間で270枚を実現します。
また、原稿読み取りガラス表面には「防汚コートガラス」を採用し糊やインクなどの汚れの付着を抑制します。
さらに、ゴミによるスジを高精度で補正してくれる、独自の千鳥センサーを採用し、高品位なスキャンを実現しました。
その他、はがき、領収書、小切手などをスキャンできる「小サイズ紙原稿対応」や自動原稿送り装置の読み取りミスを軽減する「異常搬送装置」「重曹装置」を搭載。スキャン機能を多用するオフィスにおすすめの一台です。

出典:Canon公式
iR-ADV DX C5840F / C5850F / C5860F / C5870Fは、毎分270枚という高速スキャン機能を備えながらも静音性に優れています。
用紙搬送モーターの駆動音を抑制、用紙搬送経路・本体内部での紙の接触音・衝突音を軽減するなど、静音性にこだわり設計されています。※ADFを例に見ると、従来のADFの半分以下の稼働音です。
複合機全体の作動音を大幅に低減した【iR-ADV DX C5840F / C5850F / C5860F/ C5870F】は、周りの物音を気にするオフィスに最適な機種といえます。

出典:Canon公式
インターネットを利用した遠隔監視「NETEYE※」により、【iR-ADV DX C5840F / C5850F / C5860F/ C5870F】のカウンター検針、トナー残量、紙詰まりなどの情報をいち早くキャッチします。消耗品の自動配送や、コールセンターからサポートで、管理業務を軽減します。※別途、申し込み(無料)が必要です。
▼ 【iR-ADV DX C5840F】の基本スペック
| 機種名 | iR-ADV DX C5840F | 定価(税別) | 2,100,000円 |
| 発売日 | 2021年7月 | カラー・モノクロ | カラー |
| 最大原稿サイズ | A3 | 印刷速度(カラー) | 40枚/分 |
| 印刷速度(モノクロ) | 40枚/分 | コピー | 〇 |
| プリント | 〇 | FAX | 〇 |
| スキャン | 〇 | フィニッシャー | オプション |
| 自動両面 | 〇 | Mac対応 | 〇 |
| メモリ・RAM | 5GB | HDD容量 | 256GB |
| 読込解像度 | 600×600 dpi | 書込み解像度 | 1200dpi×1200dpi |
| ウォームアップタイム | 高速起動ON:6秒以下 高速起動OFF:30秒以下 |
ファーストコピータイム | 4.1秒(モノクロ) 6.1秒(カラー) |
| 機械占有寸法(幅×奥行) | 942mm×722mm | 重量 | 約105kg |
▼【 iR-ADV DX C5840F/C5850F/C5860F/C5870F】の主な相違点
| 機種名 | 印刷速度 | ファーストコピー:カラー | ファーストコピー:モノクロ | 定価(税別) |
| C5840F | 40枚/分 | 6.1秒 | 4.1秒 | 210万円 |
| C5850F | 50枚/分 | 4.9秒 | 3.4秒 | 250万円 |
| C5860F | 60枚/分 | 4.2秒 | 2.9秒 | 270万円 |
| C5870F | 70枚/分 | 3.7秒 | 2.7秒 | 300万円 |
その他、消費電力や重量に差があります。
基本的には「本体価格と印刷速度」を考慮して複合機を選んでください。
それでは最後にiR-ADV DX C5840F / C5850F / C5860F/ C5870Fの口コミ・評判をお伝えします。
大量に印刷するので、ランニングコストが安くて助かる。
印刷がきれいで、故障しない。
スキャンがPDFに変換できるところや、操作画面が大きくて分かりやすいところも良い。
音が静かで、機体はコンパクトで場所を取らず、デザインはそこそこ良い。
印刷は、白黒印刷は綺麗です。
タッチパネルは子供パソコンのような操作感です。タッチが体感で0.01秒くらい反応が遅いなと感じることがあります。
静音性は、同じ部屋内で3m離れて少し聞こえるくらいです。
機械のデザインは重要視していません。
概ね複合機として問題ないので、今後も使うと思います。


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まずお客様からお問い合わせをいただくと、当サイトが提携している複数の販売店に見積を依頼します。その中から安い販売店の見積書を取り寄せ、メールにてお客様へお届けします。
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また、お客様の許可なく販売店にお客様の連絡先(電話番号、メールアドレス)を伝えることはございませんので、販売店からしつこい営業を受ける心配はありません。
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当サイトのサービス内容については「コピー機価格診断ドットコムとは?」記事もご参照ください。
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