この記事では、2024年10月発売Apeos C2571とC3571の価格相場、リース料金相場、カウンター料金相場をお伝えします。
富士フイルム(ゼロックス)のA3カラー複合機の中でも「フラッグシップモデル」に位置するApeos C2571とC3571。
機能充実のフラッグシップモデルのため、価格はやや高めですが、Apeos C2571のスキャン&FAX無し機種(Model-P-1T)なら本体価格相場も約98万円、リース料金相場18,000円/月、カウンター料金相場カラー12円/枚・モノクロ1.2円/枚です。
なお、富士フイルム(ゼロックス)のA3カラー複合機には、中小企業向けモデルとして「Apeos C2561」がありますので、記事後半ではApeos C2561との違いも解説します。「どの機種選べばいいの?」と悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
目次
Apeos C2571とC3571は、富士フイルム(ゼロックス)複合機より、2024年10月に発売されたA3カラー複合機のフラッグシップモデルです。
旧機種は、Apeos C2570とApeos C3570になります。
それでは早速、Apeos C2571とC3571の価格相場を比較してみましょう。
◆Apeos C2571とC3571の価格相場を比較
シリーズ名 | 印刷速度 | 型番 | 価格相場 | 主な機能 |
Apeos C2571 | 25枚/分 | Model-P | 約98万円 | コピー&プリント/4段+手差し |
Model-PFS | 約142万円 | コピー&プリント&スキャン&FAX/自動両面/4段+手差し | ||
Apeos C3571 | 35枚/分 | Model-P | 約123万円 | コピー&プリント/4段+手差し |
Model-PFS | 約167万円 | コピー・プリント・FAX・スキャン・自動両面/4段+手差し |
Apeos C2571とC3571の価格相場は、富士フイルムビジネスイノベーション公式定価の約6割~7割程度に設定されることが多いでしょう。そのため、25枚機のApeos C2571の価格相場は、98~142万円程度。35枚機のApeos C3571の価格相場は、123~167万円になります。
富士フイルム(ゼロックス)のA3カラー複合機は、「FAX」「スキャン」「自動両面」「給紙トレイ段数」によって、細かくラインナップされており、価格も細かく設定されています。
なお、フィニッシャーや無線キット、給紙トレイなど、更に必要なものがあるようなら、「オプション」として別途購入することも可能です。オプションをつけた場合は、表記の価格相場よりも高くなります。
ちなみに、オプションも全て定価で購入する必要はありません。業者に依頼した際にオプションを定価で提案してきたら、もう少し安くならないか交渉しましょう。(※「コピー機・複合機の見積」記事参照)
それでは次に、Apeos C2571とC3571のリース料金相場について確認しましょう。
コピー機のリース料金は、リース料率やリース期間によって異なります(※「コピー機・複合機のリース期間」記事参照)ので、今回は最も一般的な5年リース、リース料率(1.9%)で計算します。
◆Apeos C2571とC3571の5年リース料金相場
月額リース料金相場 | 支払い総額 | |
Apeos C2571(Model-P) | 約18,000円/月 | 約108万円 |
Apeos C2571(Model-PFS) | 約26,000円/月 | 約156万円 |
Apeos C3571(Model-P) | 約23,000円/月 | 約138万円 |
Apeos C3571(Model-PFS) | 約31,000円/月 | 約188万円 |
計算上は上記のようになりますが、当サイトに相見積をご依頼いただくことで、上記リース料金よりもずっと安い金額をご提示できる可能性がございます。
お見積は無料です。ぜひお問合せください。
それでは次に、Apeos C2571とC3571のカウンター料金相場について説明します。
Apeos C2571とC3571のカウンター料金相場は、カラー12円/枚・モノクロ1.2円/枚です。
富士フイルム(ゼロックス)複合機のカウンター料金相場は、他社と比較してやや高めと言われています。
◆【参考】コピー機各メーカーのカウンター料金相場
カラー12円/枚~・モノクロ1.2円/枚~ | カラー8円/枚~・モノクロ0.8円/枚~ | カラー6円/枚~・モノクロ0.6円/枚~ |
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「印刷枚数が多い」「グループ関連会社すべて富士フイルム(ゼロックス)機を入れている」などの種々の条件が整えば、カウンター料金は下がる可能性がありますが、富士フイルム(ゼロックス)の場合、値下げ交渉自体も難しいと言われます。
カウンター料金と保守は密接に関係しています。富士フイルム(ゼロックス)は、保守体制が整っているため、カウンター料金もある程度かかる、と考えてください。
※ただし、あくまで目安はカラー12円/枚・モノクロ1.2円/枚です。これより高いカウンター料金を支払っている場合はご相談ください。相見積にかけることで下がる可能性があります。
2024年10月発売の富士フイルムA3カラー複合機は、中小企業向けラインナップが非常に充実しています。
その中でもエントリーモデルの「Apeos C2561」はフラッグシップモデルである「Apeos C2571」と同じ印刷速度であり、ユーザーとしては「どっちを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いようです。
そこでここでは、Apeos C2571とエントリーモデル「Apeos C2561」の違いを解説します。「自社がどの機種を導入するのがベストなのか?」確認してください。
Apeos C2571 (Model-PFS) |
Apeos C2561 (Model-PFS-4T) |
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定価 | 2,383,000円 | 1,881,000円 |
本体価格相場 | 1,429,800円 | 1,128,600円 |
月額リース料金相場 | 26,700円 | 21,100円 |
自動両面印刷 | 〇 (160ページ/分) | 〇(55ページ/分) |
操作パネルサイズ | 10.1インチ | 7インチ |
給紙トレー段数 | 600枚×4トレイ+手差しトレイ110枚 | 600枚×4トレイ+手差しトレイ110枚 |
最大給紙量(オプションもつけての最大給紙量) | 4,980枚 | 2,510枚 |
メモリー容量 | 6GB | 4GB |
機械占有寸法/重量 | 1032×677mm/120kg | 931×650mm/83kg |
『Apeos C2561』はコンパクトな複合機を求める事業者に最適です。
「4段モデル」に加え給紙トレイを減らしてコストをおさえた「2段モデル」、卓上でも使用可能な「1段モデル」も提供しています。
『Apeos C2571』は「大容量給紙トレイ」や「GP Controller N01」などの高性能かつ柔軟なカスタマイズオプションを備えており、小規模から大規模オフィスまで幅広いニーズに対応できます。
Apeos C2571とC3571の機種の特徴を確認し、自社の複合機として適切な機能性を備えているのか、チェックしましょう。
10.1インチの大型操作パネルを採用。静電方式で、タブレットのような操作感を実現しています。
視認性がよいだけではなく「よく使う機能のみの表示」「使いやすい場所への配置変更」「ピン留め登録」などユーザーの好みに合わせて自由にカスタマイズできる点も魅力です。
『Apeos C2571 / C3571』には「自動両面原稿送り装置B2-PC」が標準装備されています。レシートや名刺などの小さな原稿も一度に複数枚スキャンできます。
オプションのOCR処理を追加すればレシートの金額を自動的に読み取れます。経費処理を効率化したい方にはおすすめの機能です。名刺も電子化して社内で共有・管理することが可能です。
『Apeos C2571 / C3571』には「Smart WelcomEyes」が標準搭載されています。「Smart WelcomEyes」とは、センサーがユーザーを検知しスリープモードを自動的に解除してくれる機能のこと。
消費電力の少ないスリープ状態に設定していても最短6秒で操作パネルが使用可能になるため、必要な時にすぐに使用できます。従来のようにボタンを押して節電解除する必要がなくなり、利便性が向上しました。
Apeos C2571とC3571は2024年10月発売機種のため、まだ口コミが届いておりません。
そこで今回は、旧機種のApeos C2570・C3070・C3570の口コミをご紹介します。
ひとつひとつの作業速度や、タッチパネルの快適さなど、基本的な部分に満足しています。
※当サイト独自アンケート「Apeos C2570」より引用
スピードが速いが、印刷の仕上がりも申し分ない。大量に印刷する場合でも非常に速く仕上がり、綺麗に印刷されています。
※当サイト独自アンケート「Apeos C2570」より引用
導入して1年経過したが、特に不満はない。
印刷の速度においても遜色はない。
画面にタッチしてからの立ち上がり、反応速度ともに良好です。
もちろん印刷も素早いですし、写りも申し分ないです。
動作音も静かで、以前使っていたコピー機が少し音が大きかったことを考えると、静かすぎて印刷されているのか不安になってしまうほどです。
なお、富士フイルム(ゼロックス)複合機の口コミについては、「富士フイルム(ゼロックス)複合機の評判」記事をご参照ください。
今回は、2024年10月に発売されたApeos C2571とC3571の価格相場をお伝えしました。
最後にApeos C2571とC3571の価格相場及び、リース料金相場、カウンター料金相場についてまとめておきます。
上記はあくまで「相場」ですので、実際のお見積額とは異なります。「高い」と言われることが多いApeosシリーズですが、相見積にかけることで、相場よりも安く導入できます。
最後に当サイト「コピー機価格診断ドットコム」もご紹介します。コピー機価格診断ドットコムでは、現在契約している複合機のコスト(月額リース料、カウンター料金 など)や、他社で取得した見積価格・内容が適切か診断いたします。
そのうえでお客様がご希望される場合、現在の複合機もしくは他社見積額よりも安い見積書をお届けします。
なお、他社見積書をご提示いただき「他社見積書のほうが安い」と判断した場合は、当サイトからお見積をお送りすることはございません。他社様とのご契約をおすすめします。
また、お客様の許可なく販売店にお客様の連絡先(電話番号、メールアドレス)を伝えることはございませんので、販売店からしつこい営業を受ける心配はありません。
もちろん、利用料は無料です!
当サイトのサービス内容については「コピー機価格診断ドットコムとは?【他社より安い見積提供&コスト見直しの無料相談】」記事もご参照ください。