Published at2024年5月31日
Updated at
自治会や町内会での会議資料の印刷、イベント告知のチラシ作成、会報の発行などに必要となるコピー機。一括購入するとなると、数十万円~数百万円ほど必要になります。が、自治会の運営には予算があります。
初期費用をおさえてコピー機を導入したいなら「リース」がおすすめです。今回は、自治会向けのコピー機リース方法をお伝えします!
目次
コピー機をリースする際には「与信審査」と呼ばれる事前審査が必要です。果たして自治会でもコピー機リースはできるのでしょうか?
結論!事業実態のない自治会でもコピー機のリースは可能です。事業実態がない場合でも、多くのリース会社は自治会の活動をサポートするため、柔軟なリースプランを提供しています。
ただし、リース会社の選択は重要です。リース会社によっては、事業実態がないということで自治会からのリースを受け付けていない場合もあります。
当サイトでは、自治会へのリースが可能なリース会社をご紹介できる販売店から見積をお取り寄せ可能ですので、ぜひご相談ください。
自治会がコピー機をリースする際の月額リース料の目安は、7,000円/月~10,000円/月です。
リース料金は、コピー機本体の価格、そしてリース料率等によって決まります。自治会だからということでリース料率が不当に高くなったり、また逆に安くなったりすることはございません。
コピー機の本体価格も同様ですが、コピー機の本体価格に関しましては定価はなく、販売店によってかなりの価格差が生じます。
例えばA販売店は富士フイルム(ゼロックス)複合機を安く出せる、またB販売店はシャープ複合機を安く出せる、など。
同じコピー機でも、時には1万円以上、リース料金に差が生じることもありますので、「どの販売店にリースを依頼するか?」は非常に重用です。
自治会がコピー機リースする際のカウンター料金相場は、カラー7~12円/枚、モノクロ0.7~1.2円/枚です。
カウンター料金相場に関しては、「月間印刷枚数が多いほうが安い」「保守拠点から近いほうが安い」など条件によって異なります。
更に、コピー機のメーカーによっても高いところと安いところがあります。最安は京セラです。
▼複合機・コピー機のカウンター料金相場【メーカーによる違い】
カウンター料金 | メーカー名 |
カラー6円/枚~ モノクロ0.6円/枚~ |
京セラ |
カラー8円/枚~ モノクロ0.8円/枚~ |
シャープ |
カラー10円/枚~ モノクロ1.0円/枚~ |
東芝テック ムラテック |
カラー12円/枚~ モノクロ1.2円/枚~ |
富士フイルム(ゼロックス) キャノン リコー コニカミノルタ |
それでは実際に自治会がコピー機をリースするにはどのような手順をたどるのか、ご説明します。
特に注目していただきたいのは、初手。自治運営費の都合上、できるだけ安くコピー機を導入したいなら、必ず選んでいただきたい導入方法があります!
コピー機・複合機にはメーカーが提示する「標準価格」はありますが、実際の売値にはかなり幅があります。1円でも安く導入したいなら、相見積をとりましょう。
相見積にかけることで、業者間の競争が起き、必然的に最安に近い価格でのリースが可能になります。
一括見積サイト等を利用すると、簡単&スピーディに見積書を入手できます!当サイトでも無料で複数社の見積書をお取り寄せいたしますので、ぜひお問合わせください。
導入したいコピー機が決まったら、販売店に連絡をとり、リース契約したい旨を伝えます。リース契約する際にはリース会社の与信審査を受ける必要があります。
リース会社の中には事業実態がない自治会へのリースを拒むところもありますが、「自治会OK」のリース会社もあります。当サイトでは、自治会へのリースOKを出しているリース会社と提携している販売店をご紹介できます。
リース審査に問題なく通れば、いよいよリース契約の締結です!手続きが完了次第、コピー機・複合機の導入手続きに進みます。
また、保守契約も同時に締結しておきましょう。コピー機の保守契約には「カウンター保守」「トナーキット保守」「年間保守」「スポット保守」と大きく4種類あります。
最もおすすめなのは「カウンター保守」です。機種によってはカウンター保守を選択できない場合もありますので、機種選定時に必ず保守形態についても確認しておきましょう。
契約締結後にコピー機が搬入されます。業者が設置から設定まで行なってくれる場合がほどんとですが、PCとの接続が必要な場合は無料で設置してくれるのか?を念のため確認しておきましょう。
機器導入後にリース会社に提出する書類としては「リース物件借り受け証」、拠点移動などで機器を移動させる場合に必要になる「リース物件の据付場所変更申込書」などがあります。
それでは次に、自治会向けのコピー機の選び方を確認しておきましょう。今回は、「なるべく費用を安くおさえたい」と考えられている自治会を想定します。
コピー機の印刷速度が速くなればなるほど、本体価格は高くなります。月間印刷枚数が3,000枚未満なら、20枚機で充分です。
印刷速度が30枚/分以上になると、月間印刷枚数6,000枚程度が想定されています。印刷速度が速いと確かに快適ではありますが、同時に価格に反映されてしまいますので、慎重に機種を選びましょう。
コピー機に
「FAXは必要ですか?」
「給紙段数は何段必要ですか?」
「無線Wi-Fiは必要ですか?」
「ADF機能は必要ですか?」
と挙げ始めるとキリがないのですが、上記は多くのコピー機で「オプション扱い」になっています。
オプションをつけると便利になりますが、価格は高くなります。なるべく不要なオプションは付けないようにしましょう。
ここからは、自治会におすすめのコピー機を3機種ご紹介します。
▼京セラTASKalfa 2460ci+のスペック情報
本体標準価格(税抜) | 1,050,000円 | 本体価格相場 | 約63万円 |
リース料金相場 | 約1.0万円 | カウンター料金相場 | カラー6円/枚 モノクロ0.6円/枚 |
印刷速度 | 24枚/分 | スキャン | ○ |
FAX | △オプション | 自動両面印刷 | ○ |
モノカラー印刷 | ○ | 無線 | ○ |
「安くて頑丈なコピー機がいい」なら京セラのTASKalfa 2460ci+がおすすめです。TASKalfa 2460ci+の魅力は何といっても安さ。リース料金相場1.1万円と出ていますが、相見積をとれば数千円台でおさまることが多いでしょう。
カウンター料金も非常に安価。カラー7円/枚、モノクロ0.7円/枚が相場とされてきましたが、最近ではカラー6円/枚、モノクロ0.6円/枚での契約も多くなってきています。
また、京セラ機では「モノカラー印刷」が可能。モノカラー印刷とは黒とあと1色での2色印刷を指します。モノカラー印刷のカウンター料金はモノクロ印刷と同じ金額!
印刷代を安くおさえたいなら、京セラがおすすめです!
⇒京セラTASKalfa 2460ci+リース料金相場・カウンター料金相場
▼富士フイルム(ゼロックス)Apeos C2060(Model-PFS-1T)のスペック情報
標準価格(税抜き) | 1,300,000円 | 販売価格目安 | 約68万円 |
リース料金相場 | 約1.2万円/月 | カウンター料金相場 | カラー12円/枚、モノクロ1.2円/枚 |
印刷速度 | 20枚/分 | スキャン | ○ |
FAX | ○ | 自動両面印刷 | ○ |
モノカラー印刷 | × | 無線 | △オプション |
「印刷品質の高さ」で選ぶなら富士フイルム(ゼロックス)のApeosシリーズです。Apeosの中でも個人事業主におすすめなのが、ApeosC2060(Model-PFS-1T)。
エントリー機ですので、本体価格が安く、月々のリース料金もおさえられます。この金額でFAXもついており、超お得な機種!なのですが、京セラ機と比較するとカウンター料金は高くなります。
Apeos C2060はカウンター保守だけでなく、キットサービス保守も選択できます。印刷枚数に応じて、どちらがお得か試算し、保守方法を決定しましょう。
なお、富士フイルム(ゼロックス)の保守レベルの高さは折り紙つき。自治会のコピー機が故障しては困る!という場合は、富士フイルム機をおすすめします。
▼シャープBP-40C26のスペック情報
本体標準価格(税抜) | 1,250,000円 | 本体価格相場 | 約75万円 |
リース料金相場 | 約1.2万円 | カウンター料金相場 | カラー8円/枚 モノクロ0.8円/枚 |
印刷速度 | 26枚/分 | スキャン | ○ |
FAX | ○ | 自動両面印刷 | ○ |
モノカラー印刷 | × | 無線 | △オプション |
コンビニでよく見かけるシャープ製のコピー機BP-40C26です。コンビニで採用されているだけあり、「使いやすい」のが特徴。「機械が苦手」という方が自治会メンバーにいらっしゃる場合も、すぐに使えるようになります。
また、印刷品質も良く、なんとデザイン関連業の方からも「シャープがいい」とご指名が来るほど。
リース料金相場は1.2万円/月と出ていますが、相見積にかけることで8,000円/月以下のリース料金を獲得できることもあります。
カウンター料金は京セラよりは高めですが、富士フイルム(ゼロックス)やキヤノンよりは安く、中間的な位置づけです。
こちらも詳しくはお問合せください!
⇒シャープBP-40C26リース料金相場・カウンター料金相場
コピー機導入の初期費用をおさえる手段としては「リース」が最も適格ですが、「オフィスで使用するような大型の複合機は必要ない」という場合は、プリンターのレンタルがおすすめです。
プランにもよりますが、定額制のレンタルプリンターなら月々固定の月額利用料の中に「本体使用料」「インク代」「保守代金」全て含まれています。
コピー機をリースではカウンター料金制の場合、「どの部門の誰が、何を何枚印刷した」などと細かく報告をもらう必要がありますが、定額制レンタルプリンターなら印刷し放題のため、そういった細かい報告も不要になります。
⇒レンタルプリンターについては「定額レンタルプリンターおすすめ比較」記事をご参照ください!
最後に当サイト「コピー機価格診断ドットコム」もご紹介します。コピー機価格診断ドットコムでは、現在契約している複合機のコスト(月額リース料、カウンター料金 など)や、他社で取得した見積価格・内容が適切か診断いたします。
そのうえでお客様がご希望される場合、現在の複合機もしくは他社見積額よりも安い見積書をお届けします。
なお、他社見積書をご提示いただき「他社見積書のほうが安い」と判断した場合は、当サイトからお見積をお送りすることはございません。他社様とのご契約をおすすめします。
また、お客様の許可なく販売店にお客様の連絡先(電話番号、メールアドレス)を伝えることはございませんので、販売店からしつこい営業を受ける心配はありません。
もちろん、利用料は無料です!
当サイトのサービス内容については「コピー機価格診断ドットコムとは?【他社より安い見積提供&コスト見直しの無料相談】」記事もご参照ください。