モノクロ複合機よりカラー複合機のほうが実は安い?相場や理由について解説

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カラー複合機のほうが実は安い

宇宙人

ウチハ白黒印刷シカシマセン。モノクロコピー機ヲクダサイ。

サギヤマ

宇宙人さん、承知しました!モノクロコピー機をご用意しますね。早速見積を…

北村豊貴

お待ちください!白黒印刷メインだからといって安易にモノクロコピー機を選ばないでください。モノクロ複合機よりカラー複合機のほうが安いですよ!

本記事では「モノクロ複合機よりカラー複合機のほうが安い」ことについて、価格相場をもとに理由を解説します。ぜひコピー機・複合機導入の参考にしてください。

【この記事でわかること】

  1. モノクロ複合機とカラー複合機の相場
  2. モノクロ複合機よりカラー複合機のほうが安い理由
  3. カラー複合機を導入するメリット
  4. カラー複合機導入時に気をつけること

 

複合機を【格安】でリースする

北村さん美

 この記事の監修者
 北村 豊貴    Atsuki Kitamura

OA機器販売店で複合機営業を担当し、中小企業から大手法人まで数百社以上の契約・導入を経験。しかし、複合機価格の不透明さや消費者の知識不足につけ込んだ詐欺まがいの営業手法など、業界の闇を痛感する。
業界の課題解決を志し、2023年「コピー機価格診断ドットコム」の立ち上げを機に、見積診断や価格交渉を開始。
これまでに累計140社の価格診断を実施(2025年9月現在)。営業現場で培った実務ノウハウと、金融・OA機器メディアでの執筆実績を基に、透明性あるコピー機導入とコスト削減を支援している。

 

現在はカラー複合機のほうが安くなるケースも多い

ひと昔前までは、「モノクロ複合機はカラー複合機より安い」ことが定石でした。そのため、モノクロ複合機を導入し、カラー印刷は外注で対応するといった企業も少なくなかったでしょう。

しかし、近年ではこの定石が当てはまらないことも増えており、むしろカラー複合機のほうが安いケースも見られます。特に業務用でリースを検討している場合は、導入コストのみならずランニングコストも抑えられる可能性が高いため、リース料金やカウンター料金を事前にしっかり検討することが大切です。

【関連記事】
コピー機・複合機のリース料金相場
コピー機・複合機のカウンター料金相場

 

モノクロ複合機とカラー複合機の相場を比較

宇宙人

ナルホド、以前ト定石ガ変ワッテキテイルンダネ。

サギヤマ

宇宙人さん。でも、実際の相場はあまり変わらないかもしれませんよ。

北村豊貴

承知しました!では、まずはそれぞれの相場をみていきましょう。
月額リース料金 カウンター料金
モノクロ複合機 14,800円/月 モノクロ1.7円/枚
カラー複合機 9,800円/月 カラー10円/枚、モノクロ1.0円/枚

出典:コピー機Gメン

相場を比較すると、カラー複合機のほうがモノクロ複合機より月額リース料が安くなっています。また、月額リース料以上に注目したいのがカウンター料金です。

白黒印刷1枚あたりのカウンター料金は、モノクロ複合機とカラー複合機で0.7円も異なります。大量に印刷を行う企業であればあるほど、ランニングコストにも明白に差が表れるでしょう。

北村

ここで直近にご依頼いただいたお客様へご提示したカウンター料金を開示いたします。

【コピー機価格診断ドットコム提携店のカウンター料金】

  • 京セラ:モノクロ0.6〜0.8円/枚、カラー6〜8円/枚
  • シャープ:モノクロ0.8〜0.9円/枚、カラー8〜9円/枚
  • 富士フイルム(ゼロックス):モノクロ1.0〜1.2円/枚、カラー10〜12円/枚
  • キヤノン:モノクロ1.0〜1.2円/枚、カラー10〜12円/枚
  • コニカミノルタ:モノクロ0.7〜1.0円/枚、カラー7〜10円/枚

※設置地域によっては、上記価格では出せない場合もあります

 

複合機を【格安】でリースする

北村豊貴

爆安メーカーとして知られる京セラならモノクロ0.6円/枚の事例も多数あります。モノクロ複合機を導入してカウンター料金1.7円/枚を支払うよりも、カラー複合機を導入して0.6円/枚で白黒印刷したほうがずっとお得です!
【関連記事】

 

モノクロ複合機よりカラー複合機のほうが安くなる理由

宇宙人

ナゼ、カラー複合機ノホウガ安イノ?

北村豊貴

それでは、カラー複合機の価格が安い理由について解説します!

 

各メーカーの主力はカラー複合機

2025年1月〜3月までの統計データによると、モノクロ複合機の国内出荷台数が14,465台に比べ、カラー複合機の出荷台数は117,040台(※)と、およそ8倍の差がでています。

(※)出典:統計データ|JBMIA

カラー複合機が市場の中心になったことで、各メーカー間の価格競争が生まれ、結果としてモノクロ複合機より価格を抑えて提供できていると考えられます。

 

モノクロ複合機の需要低下

メーカーがカラー複合機を中心に販売している点から、モノクロ複合機自体の需要が低いことが考えられます。

価格は需要と供給のバランスによって成り立ちます。製造数が減ったことで、モノクロ複合機自体がレアな物として販売価格が上がっているとも考えられるでしょう。

 

中古流通量に差がある

製造台数に大きな差があることから、もちろん中古市場もカラー複合機のほうが在庫が豊富にあると考えられます。

企業は在庫を抱えることだけは避けたいため、この状況では価格競争が起きやすく、結果として中古市場もカラー複合機の価格が安くなってきています

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安いだけじゃない!カラー複合機を選ぶメリット

カラー複合機は、その名の通りカラー印刷が可能です。普段はモノクロ印刷しか使用しないと考えていても、プレゼン資料や企業パンフレットなど、カラー印刷が必要な場面はでてくるかもしれません。

その場合、毎回外注していると想定外のコストもかかってきます。いざというときの保険として、カラー複合機を導入しておくこともおすすめです。

 

カラー複合機導入時は相見積が大切

カラー複合機はモノクロ複合機より安いとお伝えしましたが、実際の価格は販売業者によってさまざまです。また、月額料金が安いことだけで決めてしまうと、サポート面で後悔してしまうかもしれません。

そのため、必ず自社にとって必要な条件などを決めたうえで、複数の販売業者で相見積を行い比較することが大切です。長く安心して使いつづけられるよう、販売業者選びは慎重に行いましょう。

北村豊貴

当サイト(コピー機価格診断ドットコム)では、業務用コピー機・複合機の導入に関する相談を受け付けております。各メーカー複合機の相見積をお取り寄せすることもできますのでお気軽にご相談ください。

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【まとめ】業務利用はモノクロ複合機よりカラー複合機がおすすめ

本記事では「モノクロ複合機よりカラー複合機のほうが安い」ことについて、相場や理由をもとに解説しました。

コピー機・複合機は、今や企業にとって必要不可欠です。毎日仕事で使用するものだからこそ、コストやサポート面など、自社にとって最適な物を総合的に見極める必要があります。

「モノクロ=安い」と判断せず、業務利用ならカラー複合機のほうが安くなる事実も踏まえたうえで、コピー機・複合機の導入を検討してください。

【要点まとめ】

  • 月額リース料金・カウンター料金ともにカラー複合機のほうが相場は安い
  • 複数の販売業者で相見積を行い比較することが大切

 

コピー機価格診断ドットコムで格安リース

コピー機価格診断ドットコム見積の仕組み

最後に当サイト「コピー機価格診断ドットコム」もご紹介します。コピー機価格診断ドットコムでは、現在契約している複合機のコスト(月額リース料、カウンター料金 など)や、他社で取得した見積価格・内容が適切か診断いたします。

そのうえでお客様がご希望される場合、現在の複合機もしくは他社見積額よりも安い見積書をお届けします。

コピー機価格診断ドットコムのお問い合わせフロー

 

なお、他社見積書をご提示いただき「他社見積書のほうが安い」と判断した場合は、当サイトからお見積をお送りすることはございません。他社様とのご契約をおすすめします。

また、お客様の許可なく販売店にお客様の連絡先(電話番号、メールアドレス)を伝えることはございませんので、販売店からしつこい営業を受ける心配はありません。

もちろん、利用料は無料です!

当サイトのサービス内容については「コピー機価格診断ドットコムとは?【他社より安い見積提供&コスト見直しの無料相談】」記事もご参照ください。

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