Published at2025年4月24日
Updated at
富士フイルム(ゼロックス)とリコーは国内で高いシェアを誇る複合機の2大メーカーです。
この記事では、富士フイルム(ゼロックス)とリコー、どちらを選ぶべきか迷っている方のために、2社の人気モデル「Apeosシリーズ」と「IMシリーズ」を以下の3つのポイントで比較します。
安くて性能の良いコピー機を選びましょう!
目次
富士フイルム(ゼロックス)とリコーのコピー機の主な特徴を比較表にまとめました。
富士フイルム(ゼロックス) | リコー | |
価格 | 〇 | △× |
印刷品質 | ◎ | 〇 |
操作性 | ◎ | 〇 |
耐久性 | ◎ | 〇 |
保守力 | ◎ | ◎ |
富士フイルム(ゼロックス)とリコーの複合機は全メーカーの中でも高価格帯に位置します。定価ベースでみるとリコーの方が安いですが、中小規模事業者様には値引き率の高い富士フイルム(ゼロックス)をおすすめします。
また、印刷品質や操作性、耐久性など機能面でも富士フイルム(ゼロックス)の方が優れています。
保守力の高さは両メーカーともに素晴らしいレベルです。
「価格」「性能」「保守」の3つの観点で比較していきます。
まずは富士フイルム(ゼロックス)とリコーの複合機の価格を比較します。
小規模事業者向けのコピー機として人気のある「Apeos C2561 (Model-PFS-2T)」「Apeos C2571 (Model-PFS) 」「RICOH IM C2510F」を例に挙げます。※いずれも25枚機
「Apeos C2561 (Model-PFS-2T)」「Apeos C2571 (Model-PFS) 」「RICOH IM C2510F」3機種の標準価格、価格相場、月額リース料金相場をご覧ください。
◆標準価格、市場価格相場、月額リース料金相場
標準価格(定価) | 価格相場 | 月額リース料金相場 | |
Apeos C2561 (Model-PFS-2T) | 1,730,000円 | 約103万円 | 約19,400円/月 |
Apeos C2571 (Model-PFS) | 2,383,000円 | 約143万円 | 約26,700円/月 |
RICOH IM C2510F | 1,250,000円 | 約96万円 | 約 18,500円/月 |
3機種の価格相場を比較します。いずれも標準価格(定価)より6割程度安く、3機種の中ではリコーの「RICOH IM C2510F」が最安。月額リース料金相場も富士フイルム(ゼロックス)2機種よりリコーの「RICOH IM C2510F」が安いです。
ただ、上記はあくまで相場のため、実際には上記の価格より安く提供できる販売店は存在します。当サイト調べによる富士フイルム(ゼロックス)複合機の最安価格です。
◆富士フイルム(ゼロックス)の方が安い!
価格相場(※最安) | 月額リース料金相場(※最安) | |
Apeos C2561 (Model-PFS-2T) | 約70万円 | 約13,000円/月 |
Apeos C2571 (Model-PFS) | 約90万円 | 約17,000円/月 |
富士フイルム(ゼロックス)は代理店に販売を任せる営業スタイル。定価の35~38%程度で販売している代理店も数多く存在します(※気になる方は、ぜひお問合せください!安い&丁寧な対応の販売店をご紹介します)。
なお、リコーは安売りに積極的ではありません。リコーは大手企業への販売や官公庁への販売で利益を得ており、小規模事業者への安売りはしないのが基本スタンスです。
リコーはメーカー直販がほとんどで、代理店の数も限られます。リコーの数少ない代理店を代表するのが「大塚商会」ですが、コピー機Gメンの「大塚商会のコピー機は高い&営業がしつこい!?ユーザーからの相談内容を公開!「私は買うべきでしょうか?」の疑問に即答!」記事にあるように、当サイトへも「大塚商会」ユーザーからのお問い合わせが後を絶ちません。
当サイトでは全国の販売店を調査しております。ユーザーの皆様に納得していただける価格帯で販売可能な業者より見積をお取り寄せいたしますので、ぜひお気軽にご利用ください。
富士フイルム(ゼロックス)とリコーのカウンター料金相場は共に、カラー12円/枚・モノクロ1.2円/枚です。
ただし、リコーは「モノカラー印刷(二色印刷)」に対応しています。モノカラー印刷を利用することでカウンター料金を抑えられる点が大きな特長です。一方、富士フイルム(ゼロックス)にはモノカラー対応がありません。
◆カウンター料金相場
富士フイルム(ゼロックス) | リコー | |
カラー | 12円/枚 | 12円/枚 |
モノクロ | 1.2円/枚 | 1.2円/枚 |
モノカラー(二色印刷) | – | 1.2円/枚 |
なお、「カラー12円/枚、モノクロ1.2円/枚」はあくまで相場です。「月間印刷枚数が多い」「複数台同時に導入した」「保守拠点からの距離が近い」などの諸条件によってカウンター料金が安くなることがあります。また、カウンター料金も本体価格・リース料金同様、販売店による差が激しいです。
富士フイルム(ゼロックス) | リコー | |
カラー | 8円/枚 | 10円/枚 |
モノクロ | 0.8円/枚 | 1.0円/枚 |
モノカラー(二色印刷) | × | 1.0円/枚 |
富士フイルム(ゼロックス)では条件次第でカラー8円/枚、モノクロ0.8円/枚まで下がるケースも確認されています。リコーの場合は安くてもカラー10円/枚、モノクロ1.0円/枚です。
コピー機選びでは、価格だけでなく「性能」も重要な判断材料になります。コピー機の性能は業務の効率や仕上がりの品質に直結するため、導入後の満足度に大きく影響するポイントです。
ここでは、3つの観点から富士フイルム(ゼロックス)とリコーのコピー機を比較していきます。
それぞれの強みを把握し、自社に最適な一台を見極めましょう。
2024年1月~2025年2月の弊社アンケート結果では、発色の良さにおいてリコーよりも富士フイルム(ゼロックス)複合機の満足度が高い結果となりました。
富士フイルム(ゼロックス)のコピー機は、画質面でも業界内でトップクラスの評価を得ています。独自の画像処理技術と高精度なトナー制御により、写真や細かなグラフィックも美しく再現。
特に印刷画質を重視するデザイン業や不動産業等では、富士フイルム(ゼロックス)のコピー機は高い支持を集めています。色の発色・階調のなめらかさ・文字のシャープさなど、細部まで妥協しない仕上がりが特長です。
◆スキャン速度比較表
片面 | 両面 | |
Apeos C2561 (Model-PFS-2T) | 55枚/分 | – |
Apeos C2571 (Model-PFS) | 80枚/分 | 160枚/分 |
RICOH IM C2510F | 80枚/分 | - ※ |
※RICOH IM C2510F=「ドキュメントフィーダー DF3140」装着の場合は両面スキャン機能無し。
富士フイルム(ゼロックス)のApeos C2561のスキャン速度は毎分55枚とやや控えめですが、日常的な業務であれば十分な速度です。
リコーのIM C2510Fと富士フイルム(ゼロックス)のApeos C2571は共に80枚/分と高水準のスキャン性能となっています。Apeos C2571 (Model-PFS) は両面スキャンも可能です。
保守サポートに関しては、富士フイルム(ゼロックス)とリコーの両社ともに高い評価を得ています。どちらも全国に拠点を持ち、万が一のトラブルにも迅速に対応可能です。特にリコーはサポート体制が手厚く、訪問スピードや対応品質に定評があります。
一方、富士フイルム(ゼロックス)もオンラインサポートや定期点検などの体制が整っており、安定した運用が可能。いずれも安心して保守を任せられるメーカーです。
コストパフォーマンスや画質、独自機能の充実度から、富士フイルム(ゼロックス)のコピー機は非常に魅力的です。特に小規模~中規模オフィスでは、導入・運用のしやすさにおいて高い評価を得ています。導入目的や業務内容に合わせて、自社に最適な1台を選びましょう。
富士フイルム(ゼロックス)をおすすめする理由
最後に当サイト「コピー機価格診断ドットコム」もご紹介します。コピー機価格診断ドットコムでは、現在契約している複合機のコスト(月額リース料、カウンター料金 など)や、他社で取得した見積価格・内容が適切か診断いたします。
そのうえでお客様がご希望される場合、現在の複合機もしくは他社見積額よりも安い見積書をお届けします。
なお、他社見積書をご提示いただき「他社見積書のほうが安い」と判断した場合は、当サイトからお見積をお送りすることはございません。他社様とのご契約をおすすめします。
また、お客様の許可なく販売店にお客様の連絡先(電話番号、メールアドレス)を伝えることはございませんので、販売店からしつこい営業を受ける心配はありません。
もちろん、利用料は無料です!
当サイトのサービス内容については「コピー機価格診断ドットコムとは?【他社より安い見積提供&コスト見直しの無料相談】」記事もご参照ください。