この記事では2023年2月リリース「リコーIMシリーズ」の「リコー IM C2510 / C3010 /C3510」の本体価格、リース料金、カウンター料金、それぞれの相場についてお伝えします。
また、「リコー IM C2510 / C3010 /C3510」のスペック情報についても紹介しますので、参考にしてください。
目次
▼【リコー IM C2510 / C3010 /C3510】本体価格
機種名 | メーカー標準価格(税別) | 販売価格目安 |
IM C2510 | 1,210,000円 | 約73万円 |
IM C2510F | 1,600,000円 | 約96万円 |
IM C3010 | 1,430,000円 | 約86万円 |
IM C3010F | 1,820,000円 | 約110万円 |
IM C3510 | 1,670,000円 | 約100万円 |
IM C3510F | 2,060,000円 | 約124万円 |
「リコー IM C2510 / C3010 /C3510」の本体価格相場は、約73万円~124万円です。
「リコー IM C2510 / C3010 /C3510」はそれぞれ25枚/分、30枚/分、35枚/分と中速機モデルのため、「IMシリーズ」の中では販売価格もちょうど真ん中あたりに位置します。
高速機になればなるほど、本体価格は高くなります。印刷速度が低速であれば、導入しやすい価格にはなりますが、「印刷待ち」などの状況が増え、業務に支障をきたす可能性があります。
複合機を導入する際は、自社の想定月間印刷枚数にあった印刷速度の機種を選んでください。
なお、前機種のIMシリーズではFAX機能つきの1タイプのみでしたが、2023年2月リリースの新機種IMシリーズでは、FAXと自動両面印刷機能が無いタイプと、FAX・自動両面印刷機能が付いたタイプがあります。
型番にFが付くIM C2510FとIM C3010F、IM C3510Fには、FAX・自動両面印刷機能が付いています。
型番にFが付くタイプは、ノーマルタイプと比べて価格が20万円ほど高くなります。
複合機のリース期間は、3.5年~7年と決まっています。ここでは、複合機リース期間の主流である5年間リース契約を想定したリース料金相場をお伝えします。
▼【リコー IM C2510 / C3010 /C3510】リース料金目安
機種名 | 販売価格目安 | 月額リース料金目安(5年) |
IM C2510 | 約73万円 | 約14,000円 |
IM C2510F | 約96万円 | 約18,000円 |
IM C3010 | 約86万円 | 約16,000円 |
IM C3010F | 約110万円 | 約20,500円 |
IM C3510 | 約100万円 | 約19,000円 |
IM C3510F | 約124万円 | 約23,000円 |
「リコー IM C2510 / C3010 /C3510」を5年間リース契約した場合の月間リース料金相場は、約14,000円~23,000円となります。
前機種のIMシリーズと月額リース料金を比較すると、月額2,000円以上高くなっています。リース料金高騰には様々な原因が考えられますが、昨今の物価高や半導体の不足、機能性の向上などが原因として挙げられます。
「リコー IM C2510 / C3010 /C3510」を代表して、【IM C2510】のカウンター料金を紹介します。
▼【リコー IM C2510】のカウンター料金
機種名 | IM C2510 | |||
最低基本料金 | 2,000円 | |||
モード | モノクロ(モノカラー) | モード | カラー | カラープリント |
1~500 | 8.5円 | 1~1,000 | 40.0円 | 34.0円 |
501~1,000 | 8.0円 | 1001~3,000 | 34.0円 | 29.0円 |
1,001~ | 6.8円 | 3,001~ | 29.0円 | 25.0円 |
ここからは、リコーIM C2510/C3010/C3510の特徴をご紹介します。
出典:リコー公式
「リコーIM C2510 / C3010 / C3510」にはDX化を支援するための機能が多数搭載されています。例えば、名刺や領収書などのあらゆる用紙厚・用紙サイズの紙文書をすばやく電子化できる高速スキャンや、受信FAXのクラウド保存、kintoneとの連携などがあります。
リコーのDX化支援機能を利用すれば、業務効率化の大幅な向上を実現できます。ただし、多くのDXアプリケーション機能はオプション設定になっているため、自社に必要なDX機能を選択して導入する必要があります。
出典:リコー公式
「リコーIM C2510 / C3010 / C3510」には優れた操作性を持つタッチパネル「第三世代 MultiLink-Panel」が搭載されています。
10.1型の大型フルカラータッチパネルは、静電容量式により従来機と比較してよりスムーズな操作性を実現しました。スマートフォンやタブレットと同様にフリックやドラッグ操作が可能です。
また、見やすい大きなアイコンや頻繁に使う機能をパネル上部に配置するなど、操作性に優れた一台といえます。
出典:リコー公式
「リコーIM C2510 / C3010 / C3510」の本体には、再生プラスチックが約50%使用されています。市販回収されたプラスチック製品を再利用することで、昨今枯渇している資源の使用量を削減。また、複合機本体輸送時の梱包材もリサイクル紙素材を使用するなど、環境負荷低減に貢献しています。
さらに、商品ライフサイクル全体の環境負荷(CFP[カーボンフットプリント])を従来機と比べ約27%の削減に成功。再生プラスチック使用率に加え、優れた省エネ性能によりCO2排出量を大幅に削減しました。
出典:リコー公式
『リコー IM C2510 / C3010 / C3510』には、最新のセキュリティ対策が施されており、「TLS1.3対応」「TPM2.0対応」「WPA3™対応」などが搭載されています。また、外部からの情報漏洩だけでなく、内部からの漏洩を防ぐために、ICカード認証や管理者権限の付与、本体ストレージの残存データ消去や暗号化機能なども備えています。
セキュリティーは常に最新の状態にアップデートされます。ただし、これらのセキュリティ機能はオプション設定です。自社に必要な機能を選択して導入することでより強固なセキュリティーを実現できます。
▼【IM C2510】の基本スペック
機種名 | IM C2510 | 定価(税別) | 1,210,000円 |
発売日 | 2023年2月 | カラー・モノクロ | カラー |
最大原稿サイズ | A3 | 印刷速度(カラー) | 25枚/分 |
印刷速度(モノクロ) | 25枚/分 | コピー | 〇 |
プリント | 〇 | FAX | オプション |
スキャン | 〇 | フィニッシャー | オプション |
自動両面 | オプション | Mac対応 | 〇 |
メモリ・RAM | 6GB | HDD容量 | 256GB |
読込解像度 | 600×600 dpi | 書込み解像度 | 600×600dpi |
ウォームアップタイム | 24秒 | ファーストコピータイム | 7.4秒 |
機械占有寸法(幅×奥行) | 1,104×701mm | 重量 | 82kg |
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