Published at2022年7月31日
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本記事では、FAX機能・高速スキャン機能を備えたオフィス向けの複合機iR-ADV DX C5840F・C5850F・C5860Fの本体価格、リース料金、カウンター料金の相場についてお伝えします。
高速スキャン機能を備えながらも、静音性を実現したiR-ADV DX C5840F・C5850F・C5860Fの特徴にもご注目ください。
目次
▼【 iR-ADV DX C5840F/C5850F/C5860F/C5870F】の本体価格
機種名 | メーカー標準価格(税別) | 販売価格目安 |
C5840F | 2,100,000円 | 1,260,000円 |
C5850F | 2,500,000円 | 1,500,000円 |
C5860F | 2,700,000円 | 1,620,000円 |
C5870F | 3,00,000円 | 1,800,000円 |
【 iR-ADV DX C5840F/C5850F/C5860F/C5870F】の本体価格相場は、126万円~180万円と幅があります。
複合機大手3大メーカーの一つであるキヤノンの本体価格相場は、他社メーカーの同スペックの機種に比べるとやや高めです。
導入コストを抑えたい方は、シャープ、京セラの複合機をおすすめします。
▼【 iR-ADV DX C5840F/C5850F/C5860F/C5870F】リース料金目安
機種名 | 販売価格目安 | 月間リース料金目安(5年) |
C5840F | 1,260,000円 | 約21,000円 |
C5850F | 1,500,000円 | 約25,000円 |
C5860F | 1,620,000円 | 約27,000円 |
C5870F | 1,800,000円 | 約30,000円 |
月間リース料はリース料率や、リース期間によって異なりますが、一般的なリース料率で5年リースした場合の月間リース料の相場は、上記です。
iR-ADV DX C5840F/C5850F/C5860F/C5870Fの月間リース相場を平均すると、約26,000円となります。
iR-ADV DX C5840F/C5850F/C5860F/C5870Fは、本体価格が他社よりも高いため、リース料も連動して高くなる、と言えます。
キヤノン複合機のカウンター料金相場は、モノクロ1.2円、カラー12円です。
シャープや京セラなど、カウンター料金が安価なメーカーと比較すると決して安いとは言えませんが、キヤノンの保守サービス体制は整っていることで知られています。キヤノンの保守拠点は、業界トップクラスの全国約200ヵ所。サービス内容も高く評価されています。
なお、上記の価格は、あくまで相場価格です。契約時の交渉次第では、さらに低料金にすることも可能。月間印刷量が多ければ多いほど、カウンター料金の価格交渉はしやすい傾向にあります。
ここからは、キヤノンiR-ADV C5800シリーズの特徴をいくつかピックしてお伝えします。
iR-ADV DX C5840F / C5850F / C5860Fは、両面読み取り自動原稿送り装置を標準搭載。一度の原稿搬送で、表・裏面を同時に読み取ります。そのスピードは、1分間で270枚を実現します。
また、原稿読み取りガラス表面には「防汚コートガラス」を採用し糊やインクなどの汚れの付着を抑制します。
さらに、ゴミによるスジを高精度で補正してくれる、独自の千鳥センサーを採用し、高品位なスキャンを実現しました。
その他、はがき、領収書、小切手などをスキャンできる「小サイズ紙原稿対応」や自動原稿送り装置の読み取りミスを軽減する「異常搬送装置」「重曹装置」を搭載。スキャン機能を多用するオフィスにおすすめの一台です。
iR-ADV DX C5840F・C5850F・C5860Fは、毎分270枚という高速スキャン機能を備えながらも静音性に優れています。
用紙搬送モーターの駆動音を抑制、用紙搬送経路・本体内部での紙の接触音・衝突音を軽減するなど、静音性にこだわり設計されています。※ADFを例に見ると、従来のADFの半分以下の稼働音です。
複合機全体の作動音を大幅に低減した【iR-ADV DX C5840F / C5850F / C5860F】は、周りの物音を気にするオフィスに最適な機種といえます。
インターネットを利用した遠隔監視「NETEYE※」により、【iR-ADV DX C5840F / C5850F / C5860F】のカウンター検針、トナー残量、紙詰まりなどの情報をいち早くキャッチします。消耗品の自動配送や、コールセンターからサポートで、管理業務を軽減します。※別途、申し込み(無料)が必要です。
【iR-ADV DX C5840F / C5850F / C5860F】を代表して、一番リーズナブルな【iR-ADV DX C5840F】のスペック情報を紹介します。
▼ 【iR-ADV DX C5840F】の基本スペック
機種名 | iR-ADV DX C5840F | 定価(税別) | 2,100,000円 |
発売日 | 2021年7月 | カラー・モノクロ | カラー |
最大原稿サイズ | A3 | 印刷速度(カラー) | 40枚/分 |
印刷速度(モノクロ) | 40枚/分 | コピー | 〇 |
プリント | 〇 | FAX | 〇 |
スキャン | 〇 | フィニッシャー | オプション |
自動両面 | 〇 | Mac対応 | 〇 |
メモリ・RAM | 5GB | HDD容量 | 256GB |
読込解像度 | 600×600 dpi | 書込み解像度 | 1200dpi×1200dpi |
ウォームアップタイム | 高速起動ON:6秒以下 高速起動OFF:30秒以下 |
ファーストコピータイム | 4.1秒(モノクロ) 6.1秒(カラー) |
機械占有寸法(幅×奥行) | 942mm×722mm | 重量 | 約105kg |
▼【 iR-ADV DX C5840F/C5850F/C5860F/C5870F】の主な相違点
機種名 | 印刷速度 | ファーストコピー:カラー | ファーストコピー:モノクロ | 定価(税別) |
C5840F | 40枚/分 | 6.1秒 | 4.1秒 | 210万円 |
C5850F | 50枚/分 | 4.9秒 | 3.4秒 | 250万円 |
C5860F | 60枚/分 | 4.2秒 | 2.9秒 | 270万円 |
C5870F | 70枚/分 | 3.7秒 | 2.7秒 | 300万円 |
その他、消費電力や重量に差があります。
基本的には「本体価格と印刷速度」を考慮して複合機を選んでください。
それでは最後にiR-ADV DX C5840F / C5850F / C5860Fの口コミ・評判をお伝えします。
大量に印刷するので、ランニングコストが安くて助かる。
印刷がきれいで、故障しない。
スキャンがPDFに変換できるところや、操作画面が大きくて分かりやすいところも良い。
音が静かで、機体はコンパクトで場所を取らず、デザインはそこそこ良い。
印刷は、白黒印刷は綺麗です。
タッチパネルは子供パソコンのような操作感です。タッチが体感で0.01秒くらい反応が遅いなと感じることがあります。
静音性は、同じ部屋内で3m離れて少し聞こえるくらいです。
機械のデザインは重要視していません。
概ね複合機として問題ないので、今後も使うと思います。