Published at2023年2月19日
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この記事では2023年2月リリースの「リコーIM C2510/C3010/C3510」の本体価格、リース料金、カウンター料金、それぞれの相場についてお伝えします。
北村豊貴
この記事の監修者 北村 豊貴 Atsuki Kitamura ![]() |
OA機器販売店で複合機営業を担当し、中小企業から大手法人まで数百社以上の契約・導入を経験。 業界の課題解決を志し、2023年「コピー機価格診断ドットコム」の立ち上げを機に、見積診断や価格交渉を開始。 これまでに累計140社の価格診断を実施(2025年9月現在)。営業現場で培った実務ノウハウと、金融・OA機器メディアでの執筆実績を基に、透明性あるコピー機導入とコスト削減を支援している。 |
目次
▼【リコー IM C2510 / C3010 /C3510】本体価格
機種名 | メーカー標準価格(税別) | 販売価格目安 |
IM C2510 | 1,210,000円 | 約73万円 |
IM C2510F | 1,600,000円 | 約96万円 |
IM C3010 | 1,430,000円 | 約86万円 |
IM C3010F | 1,820,000円 | 約110万円 |
IM C3510 | 1,670,000円 | 約100万円 |
IM C3510F | 2,060,000円 | 約124万円 |
北村豊貴
「リコー IM C2510 / C3010 /C3510」はそれぞれ25枚/分、30枚/分、35枚/分と中速機モデルのため、「IMシリーズ」の中では販売価格もちょうど真ん中あたりに位置します。
高速機になればなるほど、本体価格は高くなります。印刷速度が低速であれば、導入しやすい価格にはなりますが、「印刷待ち」などの状況が増え、業務に支障をきたす可能性があります。
複合機を導入する際は、自社の想定月間印刷枚数にあった印刷速度の機種を選んでください。
なお、前機種のIMシリーズではFAX機能つきの1タイプのみでしたが、2023年2月リリースの新機種IMシリーズでは、FAXと自動両面印刷機能が無いタイプと、FAX・自動両面印刷機能が付いたタイプがあります。
型番にFが付くIM C2510FとIM C3010F、IM C3510Fには、FAX・自動両面印刷機能が付いています。
型番にFが付くタイプは、ノーマルタイプと比べて価格が20万円ほど高くなります。
複合機のリース期間は、3.5年~7年と決まっています。ここでは、複合機リース期間の主流である5年間リース契約を想定したリース料金相場をお伝えします。
▼【リコー IM C2510 / C3010 /C3510】リース料金目安
機種名 | 販売価格目安 | 月額リース料金目安(5年) |
IM C2510 | 約73万円 | 約14,000円 |
IM C2510F | 約96万円 | 約18,000円 |
IM C3010 | 約86万円 | 約16,000円 |
IM C3010F | 約110万円 | 約20,500円 |
IM C3510 | 約100万円 | 約19,000円 |
IM C3510F | 約124万円 | 約23,000円 |
北村豊貴
北村豊貴
▼【リコー IM C2510】のカウンター料金
機種名 | IM C2510 | |||
最低基本料金 | 2,000円 | |||
モード | モノクロ(モノカラー) | モード | カラー | カラープリント |
1~500 | 8.5円 | 1~1,000 | 40.0円 | 34.0円 |
501~1,000 | 8.0円 | 1001~3,000 | 34.0円 | 29.0円 |
1,001~ | 6.8円 | 3,001~ | 29.0円 | 25.0円 |
「リコー IM C2510 / C3010 /C3510」それぞれのカウント料金は同じですが、最低基本料金に違いがあります。IM C3010の最低基本料金は 2,600円、IM C3510は3,000円です。
最低基本料金とは、モノクロ、カラー、カラープリント全ての合計カウント料金が最低基本料金に満たない場合に支払う料金です。
例えば、最低基本料金が2,000円とします。ほとんど印刷することがなく、月間カウント料金の合計が1,500円だった場合、最低基本料金の2,000円を支払うことになります。
なお、リコー複合機のカウンター料金では「モノカラー」が設定されています。モノカラーとは、黒とあと1色でおこなう2色印刷のこと。モノカラー印刷のカウンター料金は、モノクロ印刷のカウンター料金と同等のため、かなりお得です。
ここからは、リコーIM C2510/C3010/C3510の特徴をご紹介します。
出典:RICOH公式
「リコーIM C2510 / C3010 / C3510」にはDX化を支援するための機能が多数搭載されています。例えば、名刺や領収書などのあらゆる用紙厚・用紙サイズの紙文書をすばやく電子化できる高速スキャンや、受信FAXのクラウド保存、kintoneとの連携などがあります。
リコーのDX化支援機能を利用すれば、業務効率化の大幅な向上を実現できます。ただし、多くのDXアプリケーション機能はオプション設定になっているため、自社に必要なDX機能を選択して導入する必要があります。
出典:RICOH公式
「リコーIM C2510 / C3010 / C3510」には優れた操作性を持つタッチパネル「第三世代 MultiLink-Panel」が搭載されています。
10.1型の大型フルカラータッチパネルは、静電容量式により従来機と比較してよりスムーズな操作性を実現しました。スマートフォンやタブレットと同様にフリックやドラッグ操作が可能です。
また、見やすい大きなアイコンや頻繁に使う機能をパネル上部に配置するなど、操作性に優れた一台といえます。
出典:RICOH公式
出典:リコー公式
「リコーIM C2510 / C3010 / C3510」の本体には、再生プラスチックが約50%使用されています。市販回収されたプラスチック製品を再利用することで、昨今枯渇している資源の使用量を削減。また、複合機本体輸送時の梱包材もリサイクル紙素材を使用するなど、環境負荷低減に貢献しています。
さらに、商品ライフサイクル全体の環境負荷(CFP[カーボンフットプリント])を従来機と比べ約27%の削減に成功。再生プラスチック使用率に加え、優れた省エネ性能によりCO2排出量を大幅に削減しました。
出典:RICOH公式
出典:リコー公式
『リコー IM C2510 / C3010 / C3510』には、最新のセキュリティ対策が施されており、「TLS1.3対応」「TPM2.0対応」「WPA3™対応」などが搭載されています。また、外部からの情報漏洩だけでなく、内部からの漏洩を防ぐために、ICカード認証や管理者権限の付与、本体ストレージの残存データ消去や暗号化機能なども備えています。
セキュリティーは常に最新の状態にアップデートされます。ただし、これらのセキュリティ機能はオプション設定です。自社に必要な機能を選択して導入することでより強固なセキュリティーを実現できます。
▼【IM C2510】の基本スペック
機種名 | IM C2510 | 定価(税別) | 1,210,000円 |
発売日 | 2023年2月 | カラー・モノクロ | カラー |
最大原稿サイズ | A3 | 印刷速度(カラー) | 25枚/分 |
印刷速度(モノクロ) | 25枚/分 | コピー | 〇 |
プリント | 〇 | FAX | オプション |
スキャン | 〇 | フィニッシャー | オプション |
自動両面 | オプション | Mac対応 | 〇 |
メモリ・RAM | 6GB | HDD容量 | 256GB |
読込解像度 | 600×600 dpi | 書込み解像度 | 600×600dpi |
ウォームアップタイム | 24秒 | ファーストコピータイム | 7.4秒 |
機械占有寸法(幅×奥行) | 1,104×701mm | 重量 | 82kg |
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