Published at2023年2月18日
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この記事では2023年2月にリリースされた「リコーIM C2010」の本体価格相場やリース料金、カウンター料金相場についてお伝えします。
北村豊貴
| この記事の監修者 北村 豊貴 Atsuki Kitamura ![]()  | 
OA機器販売店で複合機営業を担当し、中小企業から大手法人まで数百社以上の契約・導入を経験。 業界の課題解決を志し、2023年「コピー機価格診断ドットコム」の立ち上げを機に、見積診断や価格交渉を開始。 これまでに累計140社の価格診断を実施(2025年9月現在)。営業現場で培った実務ノウハウと、金融・OA機器メディアでの執筆実績を基に、透明性あるコピー機導入とコスト削減を支援している。  | 
目次
▼【リコーIM C2010】本体価格
| 機種名 | メーカー標準価格(税別) | 販売価格目安 | 
| リコーIM C2010 | 1,052,000円 | 約63万円 | 
| リコーIM C2010F | 1,192,000円 | 約72万円 | 
北村豊貴
「リコーIM C2010」の印刷速度は、20枚/分で、月間印刷枚数が3,000枚以下のオフィスに向いている機種です。
「リコーIM C2010」にはFAX・自動両面印刷機能が付いていませんが、「リコーIM C2010F」にはFAX・自動両面印刷機能共に標準搭載されます。
▼リコーIM C2010リース料金目安
| 機種名 | 販売価格目安 | 月間リース料金目安(5年) | 
| リコーIM C2010 | 約63万円 | 12,000円 | 
| リコーIM C2010F | 約72万円 | 13,500円 | 
北村豊貴
北村豊貴
リコーの保守サービスには「カウンター保守」「キットトナー保守」「年間保守」「スポット保守」の4つの保守形態がありますが、【リコーIM C2010】の保守サービスは、「キットトナー保守」と「スポット保守」のみが契約可能で、「カウンター保守」の契約はできません。
なお、「カウンター保守」であれば、点検・調整の定期保守サービスやトナーの供給、リモートサービスなど保守内容が充実しています。手厚い保守サービスを希望される方は「カウンター保守」が契約できる機種をお選びください。
なおカウンター保守のリコー機の場合、「モノカラー」での印刷がお得です。モノカラー印刷とは、黒とあと1色の「2色印刷」を指します。モノカラー印刷のカウンター料金は、モノクロ印刷の1.2円/枚でOKです。
ここからは、リコーIM C2010の特徴を説明します。

出典:RICOH公式
リコーIM C2010は、ユーザビリティーを重視した10.1インチ大型フルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」を採用しています。
静電容量式により操作性を高めたタッチパネルは、扱いなれたスマートフォンやタブレット端末と同様にフリック、ドラッグ、ピンチイン・アウトと指先ひとつで直感的な操作が可能。
また、大きく見やすいアイコン表示に加えコピー、スキャナー、FAXなどの頻繁に使用する機能を画面上部に配置するなど、見やすさ・扱いやすさを追求しました。

出典:RICOH公式
リコーIM C2010は、DX化支援を意識した多彩なアプリケーション機能が充実しています。有償アプリケーションを利用すれば、名刺をデータ化してクラウドに直接アップロードできます。名刺情報を会社で共有でき、リモート環境や外出先からでも必要な情報を必要な時に手にすることができます。
また、受信FAXのクラウド保存も可能。オフィス以外からの確認はもちろん、必要なFAXのみをプリントアウトするなど、コスト削減とFAX業務効率化を図れます。

出典:RICOH公式
リコーIM C2010は、複合機本体の約50%に再生プラスチックを使用しています。昨今の資源不足やプラスチックごみ問題などの社会課題を見据え、プラスチック製の包装容器や家電製品を回収し、複合機の原材料として活用することで再生プラスチック使用率約50%を実現しました。これは大変高い努力数値です。
また、複合機本体輸送時の梱包材を発泡スチロール素材からリサイクル紙製素材に切り替えることで、プラスチックの使用率を削減するなど環境負荷低減に貢献しています。

出典:RICOH公式
情報のクラウド化が進むにつれ、必須となるのが複合機のセキュリティー機能強化です。リコーIM C2010は、ICカード認証(有償)による管理者権限に対応した印刷設定機能や、暗号化機能による複合機内の情報、通信時、無線接続時のセキュリティー強化など、外部・内部両面の様々な脅威からオフィスを守ります。
▼リコーIM C2010の基本スペック
| 機種名 | リコーIM C2010 | 定価(税別) | 1,052,000円 | 
| 発売日 | 2023年2月 | カラー・モノクロ | カラー | 
| 最大原稿サイズ | A3 | 印刷速度(カラー) | 20枚/分 | 
| 印刷速度(モノクロ) | 20枚/分 | コピー | 〇 | 
| プリント | 〇 | FAX | オプション | 
| スキャン | 〇 | フィニッシャー | オプション | 
| 自動両面 | オプション | Mac対応 | 〇 | 
| メモリ・RAM | 6GB | HDD容量 | 256GB | 
| 読込解像度 | 600×600 dpi | 書込み解像度 | 600dpi×600dpi | 
| ウォームアップタイム | 24秒 | ファーストコピータイム | 7.4秒 | 
| 機械占有寸法(幅×奥行) | 1,104×701mm | 重量 | 82kg | 
リコーIM C2010の口コミ・評判をお伝えします。
コンパクトなコピー機のため、小さな事務所には置きやすくていいと思います。
毎分20枚印刷ができますので、業務で使用するには十分なスピード感です。カラーも比較的綺麗に出せています。
不満な点は、リース価格と本体価格がやや高めな点です。
イラストや文字等、様々な書類をたくさん印刷しなくてはならないが、用紙の大きさ、両面印刷や印刷のきれいさ等の設定がわかりやすく、手軽にできる。
お便り等を大量に印刷しても、用紙詰まりを起こすことなく、スムーズに印刷できるのでありがたい。

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