Published at2023年2月18日
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この記事では2023年2月にリリースされた「リコーIM C2010」の本体価格相場やリース料金、カウンター料金相場についてお伝えします。
あわせて「リコーIM C2010」のスペック情報についても紹介しますので、参考にしてください。
目次
▼【リコーIM C2010】本体価格
機種名 | メーカー標準価格(税別) | 販売価格目安 |
リコーIM C2010 | 1,052,000円 | 約63万円 |
リコーIM C2010F | 1,192,000円 | 約72万円 |
「リコーIM C2010」の価格相場は、約63万円です。「リコーIM C2010」の印刷速度は、20枚/分で、月間印刷枚数が3,000枚以下のオフィスに向いている機種です。
「リコーIM C2010」にはFAX・自動両面印刷機能が付いていませんが、「リコーIM C2010F」にはFAX・自動両面印刷機能共に標準搭載されます。その分「リコーIM C2010F」の価格は高く、相場は約72万円になるでしょう。
IMシリーズの中で最も低速機のため、導入しやすい価格ではありますが、月間印刷枚数が3,000枚以上のオフィスにとっては、印刷待ちなどのタイムロスが発生する可能性がでてきます。
複合機を導入する際は、本体価格だけではなく、自社の月間印刷枚数に合った印刷速度の機種を選んでください。
▼リコーIM C2010リース料金目安
機種名 | 販売価格目安 | 月間リース料金目安(5年) |
リコーIM C2010 | 約63万円 | 12,000円 |
リコーIM C2010F | 約72万円 | 13,500円 |
リコーIM C2010の販売価格目安を元に算出した5年リースの月間リース料金は、12,000円です。本体価格同様リース料金も、導入しやすい価格となっています。
一方、FAX機能と自動両面印刷機能が付いた「リコーIM C2010F」の月額リース料金相場は、13,500円です。FAX機能や自動両面印刷機能が必要な場合はこちらを選択しましょう。
なお、「FAXは不要だが、自動両面印刷機能だけはほしい」場合は、リコーIM C2010にオプションで自動両面印刷機能を付けられます。逆も然りです。無駄な機能を省いて、なるべく安く導入できるよう、検討しましょう。
リコーの保守サービスには「カウンター保守」「キットトナー保守」「年間保守」「スポット保守」の4つの保守形態があります。
リコー複合機のカウンター料金相場は、カラー12円/枚・モノクロ1.2円/枚ですが、【リコーIM C2010】の保守サービスは、「キットトナー保守」と「スポット保守」のみが契約可能で、「カウンター保守」の契約はできません。
なお、「カウンター保守」であれば、点検・調整の定期保守サービスやトナーの供給、リモートサービスなど保守内容が充実しています。手厚い保守サービスを希望される方は「カウンター保守」が契約できる機種をお選びください。
なおカウンター保守のリコー機の場合、「モノカラー」での印刷がお得です。モノカラー印刷とは、黒とあと1色の「2色印刷」を指します。モノカラー印刷のカウンター料金は、モノクロ印刷の1.2円/枚でOKです。
2023年2月に発売されたリコーIM C2010の特徴を説明します。リコーIM C2010の特筆すべきポイントは、以下の4点です。
リコーIM C2010は、ユーザビリティーを重視した10.1インチ大型フルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」を採用しています。
静電容量式により操作性を高めたタッチパネルは、扱いなれたスマートフォンやタブレット端末と同様にフリック、ドラッグ、ピンチイン・アウトと指先ひとつで直感的な操作が可能。
また、大きく見やすいアイコン表示に加えコピー、スキャナー、FAXなどの頻繁に使用する機能を画面上部に配置するなど、見やすさ・扱いやすさを追求しました。
「リコーIM C2010」は、DX化支援を意識した多彩なアプリケーション機能が充実しています。
有償アプリケーションを利用すれば、名刺をデータ化してクラウドに直接アップロードできます。名刺情報を会社で共有でき、リモート環境や外出先からでも必要な情報を必要な時に手にすることができます。
また、受信FAXのクラウド保存も可能。オフィス以外からの確認はもちろん、必要なFAXのみをプリントアウトするなど、コスト削減とFAX業務効率化を図れます。
リコーIM C2010は、複合機本体の約50%に再生プラスチックを使用しています。
昨今の資源不足やプラスチックごみ問題などの社会課題を見据え、プラスチック製の包装容器や家電製品を回収し、複合機の原材料として活用することで再生プラスチック使用率約50%を実現しました。これは大変高い努力数値です。
また、複合機本体輸送時の梱包材を発泡スチロール素材からリサイクル紙製素材に切り替えることで、プラスチックの使用率を削減するなど環境負荷低減に貢献しています。
情報のクラウド化が進むにつれ、必須となるのが複合機のセキュリティー機能強化です。
「リコーIM C2010」は、ICカード認証(有償)による管理者権限に対応した印刷設定機能や、暗号化機能による複合機内の情報、通信時、無線接続時のセキュリティー強化など、外部・内部両面の様々な脅威からオフィスを守ります。
▼リコーIM C2010の基本スペック
機種名 | リコーIM C2010 | 定価(税別) | 1,052,000円 |
発売日 | 2023年2月 | カラー・モノクロ | カラー |
最大原稿サイズ | A3 | 印刷速度(カラー) | 20枚/分 |
印刷速度(モノクロ) | 20枚/分 | コピー | 〇 |
プリント | 〇 | FAX | オプション |
スキャン | 〇 | フィニッシャー | オプション |
自動両面 | オプション | Mac対応 | 〇 |
メモリ・RAM | 6GB | HDD容量 | 256GB |
読込解像度 | 600×600 dpi | 書込み解像度 | 600dpi×600dpi |
ウォームアップタイム | 24秒 | ファーストコピータイム | 7.4秒 |
機械占有寸法(幅×奥行) | 1,104×701mm | 重量 | 82kg |
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