Published at2022年12月13日
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総合家電メーカーであるシャープは、オフィス向けのコピー機・複合機や家庭用の白物家電などたくさんの商品を手がけています。
国内のコピー機・複合機市場において、シャープのシェア率は約10%前後です。コニカミノルタと共に、上位3社(リコー、キヤノン、富士フィルム)に次ぐ中堅シェアを誇ります。
シャープ複合機はローソンやファミリーマートなど、大手コンビニに設置されており、使いやすさが評価されています。
今回の記事では、シャープ複合機の評判について解説します。
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目次
当サイトでは、2022年3月~11月にかけて、シャープ複合機MXシリーズとBPシリーズをお使いの事業所を対象にアンケートを実施しました。延べ81の事業所からの回答結果を公開いたします。
シャープ複合機を使用しているユーザーの内、75%のユーザーが「満足」と回答しました。タッチパネルの使いやすさや印刷速度、トナー交換が簡単にできる点が高く評価されています。
▼シャープ複合機・コピー機の口コミ
使い勝手、スピ-ド、品質、すべてにおいて満足です。今後も使い続けていきたいと思っています。(MX-2661)
立ち上がりも印刷も、とにかく早いです。スキャンやファックスなどの機能も十分に使えますし、タッチパネルの操作性も問題ないありません。パソコンから印刷するときも、設定がすごく楽でした。(MX-2631)
待機モードからの立ち上がり時間が短く、1分間の印刷枚数も多いので使いやすいです。タッチパネルも大きめで、年配の従業員も難なく使用しています。(MX-2661)
シャープ複合機を使用しているユーザーの内、8割近くのユーザーが「使いやすい」と回答しました。タッチパネルを直感的に使えるため、不慣れな人でも簡単に操作できることが高く評価されています。
▼使いやすさの口コミ
まだ導入して4か月ほどですが、タッチパネルも扱いやすいので、社内で評判です。早く綺麗に印刷やスキャンが出来ます。定期的に故障がないかの連絡をもらえるので、安心して利用できます。(MX-2661)
タッチパネルも使いやすく、使い勝手は最高です。写り、印刷スピード、内容を確認してからFAXの印刷が出来る点、故障のなさやデザインにも満足しています。(MX-3161)
操作性は直感的で、使い勝手は良い。ネットワーク経由で印刷をしているが、印刷スピードも速いく、全体的に満足しているため今後も使い続けたい。(MX-3661)
シャープ複合機を使用しているユーザーの内、故障しにくさにおいて満足しているのはユーザーの7割と、及第点でした。紙詰まりや、印刷ズレが起こりやすいことが不満につながっていました。
▼故障しにくさの口コミ
“使ってから5年ほど経ちますが、故障もないですし、操作も簡単です。機能性がよく、立ち上がりも速いです。音も全くなく満足です。(MX-2631)
紙詰まりがよく起こる。また、両面印刷する時に、読取データの上下左右の印刷ズレがたまに起きる。機械のデザインは現代的で使いやすく、自社用の資料印刷には問題ないが、故障が多いのは難あり。(MX-2661)
3年程使用していますが、使う頻度が高い為か、たまに印刷のスピードが遅くなります。印刷スピード以外では、静音性も悪くはないと思いますし、残量等がネットワークを通じて分かるので使いやすいです。(MX-2631)
2022年にドキュメント事業開始から50周年を迎えたシャープは、高速機から低速機まで全12種類をそろえた「BPシリーズ」を発売しました。
BPシリーズは特にクラウドとの連携を強化したシリーズであり、リモートワークの普及に対応しています。
▼故障しにくさの口コミ
以前使用していたコピー機と比べて、印刷時の音がかなり静かになりました。一番満足しているのは、トナーがなくなったことです。高機能過ぎて使いきれない機能もあるので、少しずつ利用していきたいです。(BP-40C26)
先日導入し、とてもきれいで印刷しやすいです。26枚機にするか迷いましたが、36枚機で良かったです。最新機種でも、大幅に割引してくれた点も満足しています(BP-40C36)
印刷速度もそれなりに速く、これまで紙詰まりをしたことがないため、スムーズに使用できている。ただ、スキャンの画質が若干荒く、PCの画面上で見えづらいことがある。(BP-70C26)
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それではここからは、シャープ複合機の評判を他社メーカーと比較してみましょう。
富士フイルム(ゼロックス)の口コミは、Apeos Cシリーズに関するもので、合計80件集まりました。
総合評価、個別評価の項目すべてにおいて、富士フィルムの方がシャープより高い結果となりました。故障しにくさでは、ほとんど同等の評価だったものの、使いやすさと発色の良さにおいて、富士フィルムと大きく差が開いた結果となりました。
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キャノンの口コミは、iR-ADVシリーズに関するもので、合計104件集まりました。
総合評価では、キヤノンの方がシャープより高い結果となりました。外観デザインの良さは両メーカーともに高評価でしたが、その他の個別項目においては、キヤノンの方がシャープより評価されていました。
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リコーの口コミは、IM Cシリーズに関するもので、合計430件集まりました。
総合評価では、シャープよりリコーの方が高い結果となりました。故障しにくさではシャープの方が高く評価されていました。使いやすさ、発色の良さ、印刷の速さという性能面ではリコーの方が高評価でした。
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コニカミノルタの口コミは、bizhub Cシリーズに関するもので、合計66件集まりました。
複合機業界内で同等のシェアを誇るコニカミノルタですが、総合評価において、コニカミノルタの方がシャープより高い評価となりました。使いやすさと発色の良さで評価の差が開いた結果となりました。
京セラの口コミは、TASKalfaシリーズに関するもので、合計66件集まりました。
総合評価において、シャープの方が京セラより高評価でした。特に差が開いたのは印刷の速さと故障しにくさであり、使いやすさ・発色の良さ・外観デザインは、シャープと京セラどちらも4以上と高く評価されていました。
シャープ複合機がおすすめの会社は、本体価格と性能のバランスを求める会社、使いやすさを求める会社、静音性を重視する会社です。
シャープ複合機は、業界大手3社(富士フイルム、キヤノン、リコー)より本体価格が安く、性能のバランスも取れた機種を多くそろえています。カウンター料金もモノクロ0.8円/枚、カラー8円/枚と、やや安いため、大手3社よりコピー機のランニングコストを抑えることができます。
大手コンビニでも採用されているなど、シャープ複合機は使いやすさに定評があり、機械に慣れていないスタッフでも直感的に使えます。また、印刷時の静かさも評判が良く、静かな環境を作りたい会社に向いています。
どのメーカーも自社複合機の国内シェアを上げるため、他社複合機からの乗り換えに注力しています。シャープも例外ではなく、他社からの切り替えを獲得するために、通常より安いカウンター料金が出てきやすくなります。
また、複合機を安くリースするために、相見積もりは必須です。代理店によってリース料金が大きく異なるだけでなく、複数社から見積もりを取ることで、販売店間で競争が起こりリース料金が下がりやすくなります。事前にリース料金が安い代理店を選び、見積もりを取ることも重要です。
オプションを厳選し、不要な機能を追加しないことも重要です。シャープ複合機は、印刷速度が同じで機能性が異なるなど、多くの機種を機種をそろえているため、提案に乗せられ過剰スペックの機種を選ばないように注意しましょう。
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今回は、シャープ複合機の評判をご紹介しました。