Published at2021年10月18日
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この記事では、富士フイルム(ゼロックス)複合機・コピー機の価格相場や保守、機能について解説します。
▼この記事で分かること
富士フイルム(ゼロックス)複合機「Apeosシリーズ」の導入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
まず、富士フイルム(ゼロックス)複合機・コピー機の特徴を解説します。
富士フイルム(ゼロックス)複合機・コピー機は、長年「ゼロックスのコピー機」として親しまれてきました。2021年4月ゼロックスとの提携解消により、現在は富士フイルムビジネスイノベーション株式会社として引き続きコピー機・複合機を生産・販売しています。
富士フイルム(ゼロックス)複合機の主力商品は、A3カラー複合機のApeosシリーズです。Apeosシリーズには多くのモデルがあり、その評判・実力ともに複合機業界ではトップレベル。特に、印刷レベルの高さや耐久性、ドキュワークスとの連携の良さには定評があります。ゆえに価格相場も他メーカーより高めです。
複合機業界における市場シェアは、長年トップ3の一頭として君臨してきましたが、2023年以降は8%程度と5位に。2023年5月のリコー×東芝テック協業を受けてかどうかは不明ですが、富士フイルム(ゼロックス)も2024年4月にコニカミノルタとの協業を発表しました。
とはいえ、富士フイルム(ゼロックス)保守の評判は非常に良く、当サイト独自アンケートでも8割以上が「満足」と回答しています。
▼富士フイルム(ゼロックス)複合機の特徴
まずは富士フイルム(ゼロックス)複合機「Apeosシリーズ」の価格相場を公開します。
オフィス用の複合機・コピー機にはメーカーが指定する「標準価格」はありますが、実際の販売価格は標準価格を大幅に下回ります。「高い」と言われる、富士フイルム(ゼロックス)複合機の場合も、実際の販売価格(価格相場)は標準価格よりも安くなります。
▼富士フイルム(ゼロックス)複合機「Apeosシリーズ」の価格相場
商品名 | 印刷速度 | モデル名 | 価格相場 |
Apeos C2060 | 20枚/分 | Model-P-1T | 約54万円 |
Model-PFS-1T | 約78万円 | ||
Apeos C2360 | 23枚/分 | Model-PFS-1T | 約88万円 |
Model-PFS-1T-B、Model-PFS-2T、Model-PFS-2TS | 約96万円 | ||
Model-PFS-2T-B、Model-PFS-2TS-B、Model-PFS-4T | 約103万円 | ||
Model-PFS-4T-B | 約110万円 | ||
Apeos C2570 | 25枚/分 | Model-P | 約89万円 |
Model-PFS | 約130万円 | ||
Apeos C3070 | 30枚/分 | Model-P | 約95万円 |
Model-PFS | 約136万円 | ||
Apeos C3570 | 35枚/分 | Model-P | 約112万円 |
Model-PFS | 約153万円 | ||
Model-PFS-2TS | 約145万円 | ||
Apeos C4570 | 45枚/分 | Model-PFS | 約177万円 |
Model-PFS-C | 約193万円 | ||
Apeos C5570 | 55枚/分 | Model-PFS | 約200万円 |
Model-PFS-2TS | 約192万円 | ||
Model-PFS-C | 約216万円 | ||
Apeos C6570 | 65枚/分 | Model-PFS-C | 約270万円 |
Apeos C6580 | 65枚/分 | - | 約281万円 |
Apeos C7070 | 70枚/分 | Model-PFS-C | 約287万円 |
Apeos C7580 | 75枚/分 | - | 約318万円 |
Apeos C8180 | 81枚/分 | - | 約343万円 |
富士フイルム(ゼロックス)複合機の価格は高いと言われますが、Apeos C2060のコピー/プリント機能のみの1段トレイなら約54万円で購入できます。ただやはり、他社同型機種と比較すると富士フイルム(ゼロックス)複合機の価格相場は高めです。25枚機で比較してみましょう。
▼Apeos C2570と他社同型機の価格相場を比較
メーカー | 商品名 | モデル名 | 価格相場 |
富士フイルム(ゼロックス) | Apeos C2570 | Model-P | 約89万円 |
Model-PFS | 約130万円 | ||
リコー | RICOH IM C2510F | - | 約96万円 |
キヤノン | iR-ADV DX C3826F | - | 約81万円 |
シャープ | BP-60C26 | - | 約77万円 |
コニカミノルタ | bizhub C251 i | - | 約91万円 |
京セラ | TASKalfa 2554ci | - | 約74万円 |
25枚機の価格相場を他社メーカーと比較すると、富士フイルム(ゼロックス)複合機のApeos C2570(Model-PFS)が断トツで高いようです。特に京セラ複合機は上記の価格相場よりさらに安く販売されることも多いため、富士フイルム(ゼロックス)複合機との価格差は大きくなります。
富士フイルム(ゼロックス)複合機の導入が予算的に難しい場合は、富士フイルム(ゼロックス)複合機と機種のレベルが近いと言われる「キヤノン」を検討してもいいでしょう。また、画質だけみると「コニカミノルタ」もおすすめです。
次に、富士フイルム(ゼロックス)複合機「Apeosシリーズ」のリース料金相場について確認しましょう。リース料金相場はリース料率やリース期間に左右されますが、ここでは5年リースで1.9%のリース料率として換算します。
▼富士フイルム(ゼロックス)複合機「Apeosシリーズ」のリース料金相場
商品名 | 印刷速度 | モデル名 | リース料金相場 |
Apeos C2060 | 20枚/分 | Model-P-1T | 約10,260円 |
Model-PFS-1T | 約14,820円 | ||
Apeos C2360 | 23枚/分 | Model-PFS-1T | 約16,720円 |
Model-PFS-1T-B、Model-PFS-2T、Model-PFS-2TS | 約18,240円 | ||
Model-PFS-2T-B、Model-PFS-2TS-B、Model-PFS-4T | 約19,570円 | ||
Model-PFS-4T-B | 約20,900円 | ||
Apeos C2570 | 25枚/分 | Model-P | 約16,910円 |
Model-PFS | 約24,700円 | ||
Apeos C3070 | 30枚/分 | Model-P | 約18,050円 |
Model-PFS | 約25,840円 | ||
Apeos C3570 | 35枚/分 | Model-P | 約21,280円 |
Model-PFS | 約29,070円 | ||
Model-PFS-2TS | 約27,550円 | ||
Apeos C4570 | 45枚/分 | Model-PFS | 約33,630円 |
Model-PFS-C | 約36,670円 | ||
Apeos C5570 | 55枚/分 | Model-PFS | 約38,000円 |
Model-PFS-2TS | 約36,480円 | ||
Model-PFS-C | 約41,040円 | ||
Apeos C6570 | 65枚/分 | Model-PFS-C | 約51,300円 |
Apeos C6580 | 65枚/分 | - | 約53,300円 |
Apeos C7070 | 70枚/分 | Model-PFS-C | 約54,530円 |
Apeos C7580 | 75枚/分 | - | 約60,420円 |
Apeos C8180 | 81枚/分 | - | 約65,170円 |
なお、一般的な複合機のリース料金相場は、以下の通りです。
▼コピー機・複合機リース料金相場【印刷速度別】
印刷速度 | 最適な月間の印刷枚数 | 月額リース料金の目安 |
---|---|---|
20枚機(20枚/分) | 2,000枚以下 | 11,000円 |
25枚機(25枚/分) | 1,000~3,000枚程度 | 16,000円 |
30枚機(30枚/分) | 3,000~6,000枚程度 | 18,000円 |
40枚機(40枚/分) | 6,000~10,000枚程度 | 22,000円 |
50枚機(50枚/分) | 10,000枚以上 | 23,000円 |
>>>詳しくは、「複合機・コピー機のリース料金相場」記事参照
富士フイルム(ゼロックス)複合機「Apeosシリーズ」のリース料金相場は、25枚機で1.6~2.5万円程度です。他社複合機のリース料金相場は16,000円程度ですので、やはり価格相場同様リース料金相場も富士フイルム(ゼロックス)複合機は高いと言えます。
ただ、実際の肌感として、最近の富士フイルム(ゼロックス)複合機のリース料金相場は、他社複合機の相場に近づいています。Apeos C2570のPFSモデルの場合、月額リース料1.3万円程度の見積が出ることも多々あります。ぜひお問合せください。
価格相場・リース料金相場ともに「高い」と言われる富士フイルム(ゼロックス)複合機ですが、カウンター料金相場もやはり他社より高めです。
【富士フイルム(ゼロックス)複合機のカウンター料金相場】
カラー12円/枚・モノクロ1.2円/枚
なお、その他の複合機メーカーのカウンター料金相場は以下の通りです。
▼メーカー別!複合機・コピー機のカウンター料金相場
カウンター料金 | メーカー名 |
カラー6円/枚~ モノクロ0.6円/枚~ |
京セラ |
カラー8円/枚~ モノクロ0.8円/枚~ |
シャープ |
カラー10円/枚~ モノクロ1.0円/枚~ |
東芝テック ムラテック |
カラー12円/枚~ モノクロ1.2円/枚~ |
富士フイルム(ゼロックス) キャノン リコー コニカミノルタ |
>>>詳しくは、「複合機・コピー機のカウンター料金相場」記事参照
カウンター料金に関しては、「月間印刷枚数が多い」「富士フイルム(ゼロックス)保守拠点と事業所が近い」「本社と支社数社をまとめて富士フイルム(ゼロックス)複合機で揃えている」などの条件次第で安くなります。
カウンター料金は複合機・コピー機のランニングコストを節約する肝。導入する際には、リース料金だけでなくカウンター料金が何円なのか、しっかり確認しましょう。
富士フイルム(ゼロックス)複合機・コピー機の主力商品であるA3カラー複合機「Apeosシリーズ」の比較表を掲載します。
富士フイルム(ゼロックス)複合機「Apeosシリーズ」の種類は非常に多く、どの機種を選んだらいいか迷うほど。選び方の基本は自社の「月間印刷枚数」です。今回は、月間印刷枚数ごとにおすすめの機種を比較します。
商品名 | モデル名 | 印刷速度 | コピー/プリント | FAX | スキャン | 自動両面 | トレイ | |
Apeos C2060 | Model-P-1T | 20枚/分 | ○ | ▲ | ▲ | ▲ | 1段 | |
Model-PFS-1T | 20枚/分 | ○ | ○ | ○ | ○ | 1段 | ||
Apeos C2360 | Model-PFS-1T | 23枚/分 | ○ | ○ | ○ | ○ | 1段 | |
Model-PFS-1T-B | 23枚/分 | ○ | ○ | ○ | ◎ | 1段 | ||
Model-PFS-2T | 23枚/分 | ○ | ○ | ○ | ○ | 2段+ キャビネット |
||
Model-PFS-2T-B | 23枚/分 | ○ | ○ | ○ | ◎ | 2段+ キャビネット |
||
Model-PFS-2TS | 23枚/分 | ○ | ○ | ○ | ○ | 2段+ キャスター |
||
Model-PFS-2TS-B | 23枚/分 | ○ | ○ | ○ | ◎ | 2段+ キャスター |
||
Model-PFS-4T | 23枚/分 | ○ | ○ | ○ | ○ | 4段 | ||
Model-PFS-4T-B | 23枚/分 | ○ | ○ | ○ | ◎ | 4段 |
※自動両面印刷の◎=1パス
月間印刷枚数が2,000枚以下の事業所には、Apeos C2060か、Apeos C2360がおすすめです。Apeos C2060/C2360は、20~23枚機ですが、ファーストコピータイムは速く、ウォームアップタイムも短いため、「印刷速度が速い」と感じるユーザーは多いようです。
注目すべきはApeos C2360のモデル数の多さ。全てのモデルにFAX・スキャンは標準装備されており、「自動両面印刷有無」や「トレイの組み合わせ方」によって細かく価格設定されています。
>>>詳しくは、「Apeos C2060/Apeos C2360のリース料金相場・カウンター料金相場」記事へ
商品名 | モデル名 | 印刷速度 | コピー/プリント | FAX | スキャン | 自動両面 | |
Apeos C2570 | Model-P | 25枚/分 | 〇 | ▲ | ▲ | ▲ | |
Model-PFS | 25枚/分 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
Apeos C3070 |
Model-P | 30枚/分 | 〇 | ▲ | ▲ | ▲ | |
Model-PFS | 30枚/分 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
Apeos C3570 |
Model-P | 35枚/分 | 〇 | ▲ | ▲ | ▲ | |
Model-PFS | 35枚/分 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
Model-PFS-2TS | 35枚/分 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※自動両面印刷の◎=1パス
月間印刷枚数が3,000枚に達する月がある事業所には、印刷速度25枚/分のApeos C2570か、印刷速度30枚/分のApeos C3070、印刷速度35枚/分のApeos C3570がおすすめです。
Apeos C2570/C3070/C3570の3機種はどれも「FAX」「スキャン」「自動両面印刷」の有無を選択できます。例えばコピープリントにスキャンだけが必要という場合は、「Model-P」にオプションでスキャン機能をプラスしましょう。
>>>詳しくは、「Apeos C2570/C3070/C3570リース料金相場・カウンター料金相場」記事へ
商品名 | モデル名 | 印刷速度 | コピー/プリント | FAX | スキャン | 自動両面 | |
Apeos C4570 | Model-PFS | 45枚/分 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
Model-PFS-C | 45枚/分 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ||
Apeos C5570 |
Model-PFS | 55枚/分 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
Model-PFS-C | 55枚/分 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ||
Model-PFS-2TS | 55枚/分 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※自動両面印刷の◎=1パス
月間印刷枚数が1万~2万枚の事業所には、印刷速度45枚/分のApeos C4570か、印刷速度55枚/分のApeos C5570がおすすめです。富士フイルム(ゼロックス)複合機では、45枚機以上のスペックになるとスキャンと自動両面印刷機能が標準装備されます。Apeos C4570/C5570の場合は、FAXも標準で付きます。
1パス両面同時読取装置がほしい場合は、モデル「PFS-C」と型番に「C」がつくタイプを選びましょう。(※1パス両面読取技術とは、原稿を1度読み取るだけで表面と裏面の両方を同時に読み取る技術のことです。詳しくは、富士フイルムビジネスイノベーション公式サイトへ)
商品名 | モデル名 | 印刷速度 | コピー/プリント | FAX | スキャン | 自動両面 | |
Apeos C6570 | Model-PFS | 65枚/分 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | |
Apeos C6580 | - | 65枚/分 | 〇 | ▲ | 〇 | 〇 |
※自動両面印刷の◎=1パス
月間印刷枚数が2万枚以上になると、65枚/分程度の印刷速度はほしいところです。富士フイルム(ゼロックス)複合機には65枚機が2種類あります。一つは、Apeos C2570シリーズ系列のApeos C6570。こちらは、FAX・スキャン・1パス両面同時読取がついたハイスペック機種です。
もう一つのApeos C6580にはFAX機能はオプション対応ですが、連続複写機能に優れます。Apeos C6570の連続複写枚数は最大999枚ですが、Apeos C6580では9,999枚まで可能です。大量印刷する事務所にとっては、Apeos C6570よりApeos C6580のほうがハイスペックでおすすめですが、その分、機械専有面積は大きくなります。
商品名 | モデル名 | 印刷速度 | コピー/プリント | FAX | スキャン | 自動両面 | |
Apeos C7070 | Model-PFS-C | 70枚/分 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | |
Apeos C7580 | - | 75枚/分 | 〇 | ▲ | 〇 | 〇 | |
Apeos C8180 | - | 81枚/分 | 〇 | ▲ | 〇 | 〇 |
※自動両面印刷の◎=1パス
月間印刷枚数が2.5万枚を超えるような大量印刷をする事務所には、70枚機以上がおすすめです。富士フイルム(ゼロックス)複合機では、Apeos C7070/C7580/C8180の3機種が該当します。いずれも高速印刷、高速スキャンが可能。大量に印刷しても印字レベルは衰えず、キレイに印刷できます。
Apeos C7070なら、1パス両面同時読取装置も付いています。Apeos C7580とApeos C8180にはFAXは付帯しませんが、オプションで追加できます。大量に連続印刷する場合には、Apeos C7580やApeos C8180が向いています。
ここからは、富士フイルム(ゼロックス)複合機・コピー機の評判・評価について確認します。
富士フイルム(ゼロックス)複合機・コピー機の価格は高いと言われますが、国内でのシェアはトップです。つまり、多くのユーザーが富士フイルム(ゼロックス)機を好んで使用しています。なぜここまで支持されているのか、その人気の理由を紐解きます。
富士フイルム(ゼロックス)複合機を一度使い始めると、「次も富士フイルム(ゼロックス)複合機で」とリピーターになることが多いようです。
また、図面の印刷が必要な建築業界や鮮やかな色彩表現が必要なデザイン業界などでは、「絶対に富士フイルム(ゼロックス)複合機がいい」と強いこだわりを持って選択される場合も多いよう。
そこまで強く支持される理由は、富士フイルム(ゼロックス)機が持つ高精細な印刷技術にあります。印刷の美しさにこだわる方は、富士フイルム(ゼロックス)複合機をおすすめします。
出典:富士フイルムビジネスイノベーション公式
電子文書と紙文書を直感的に一元管理できる富士フイルム開発のソフト「ドキュワークス」。富士フイルム(ゼロックス)複合機は、ドキュワークスとの連携が非常に良いため、ドキュワークスを利用している企業は必然的に富士フイルム(ゼロックス)複合機を選ぶことが多いようです。
ただ、ドキュワークスが他社の複合機と連携できないわけではありません。若干、面倒な手順は必要ですが、ドキュワークスはキヤノンやリコー、シャープといった他社複合機との連携も可能です。
「ドキュワークスを使用しないといけないから、富士フイルム(ゼロックス)しか選択肢がない」わけではありません。詳しくは、ご相談ください。
富士フイルム(ゼロックス)複合機を利用しているユーザーから「保守体制が良い」との評判もよく耳にします。
2021年4月の改変時に富士フイルム(ゼロックス)は保守拠点数を大幅に削減しましたが、実際のところ保守力には全く影響は出ていないようです。富士フイルム(ゼロックス)が保守拠点数を絞った理由は、機種の機能向上によりリモート保守に任せられる部分が増えたからだそう。
ゆえに、拠点数が減ったとはいえ、待たせることのないユーザーサポートは提供できています。「保守レベルが高いメーカーがいい」方には、富士フイルム(ゼロックス)複合機がおすすめです。
それでは次に富士フイルム(ゼロックス)複合機が向いている企業の特徴を5つお伝えします。
▼富士フイルム(ゼロックス)複合機が向いている企業の特徴5選
富士フイルム(ゼロックス)複合機は、非常に機能性が高いため印刷枚数が多い企業でもストレスなく使えます。印刷の美しさは多くのユーザーが認めるところです。印字レベルにこだわりがあるデザイン系や建築系の会社なら、まず富士フイルム(ゼロックス)機を検討しましょう。また、ドキュワークスを使用している場合も連携に無理がないでしょう。
ただ、富士フイルム(ゼロックス)複合機は価格が高いのがデメリットです。富士フイルム(ゼロックス)機を安く導入したい場合は、他社複合機からの乗り換えがお得。保守拠点が会社に近い場合や月間印刷枚数が多い場合は、安いカウンター料金で契約できる可能性があります。
次に、富士フイルム(ゼロックス)複合機が向いていない企業の特徴を2つお伝えします。
▼富士フイルム(ゼロックス)複合機が向いていない企業の特徴2選
複合機のコストを安くおさえたい場合や、印刷枚数が少ない場合、また印刷レベルにもこだわりはない場合は、敢えて富士フイルム(ゼロックス)複合機にこだわる必要はありません。安さ重視なら、京セラやシャープがおすすめです。
特に京セラ複合機は「爆安メーカー」として名が通っており、他社では出せないような価格を提示してきます。リース料金とカウンター料金をおさえたいなら、京セラ複合機をおすすめします。
それでは最後に、富士フイルム(ゼロックス)複合機・コピー機の導入事例をご紹介します。今回ご紹介するのは、Apeos C2570とApeos C2360の25枚機、23枚機の事例です。
東京都内の企業様の事例です。富士フイルム(ゼロックス)リース料金相場よりも随分と安いリース料金を獲得できました。
モノクロ印刷のほうが多いとのことでしたので、モノクロのカウンター料金を1.1円/枚にまで交渉で引き下げました。カラーのカウンター料金は最初に提示された15円/枚のまま据え置きです。
こちらは大阪市内に事業所を置くデザイン会社の事例です。小規模な事務所のため、それほど印刷枚数は多くないとのことで、23枚機を希望。ただし、トレイは1段では不足するので4段トレイ。
リース料金相場としては2万円近くしますが、大幅に安いリース料金を獲得しました。印刷枚数がそれほど多くないとのことで、カウンター料金は相場並みでした。
今回は、富士フイルム(ゼロックス)複合機の価格相場や保守、特徴をお伝えしました。
「価格が高い」と言われる富士フイルム(ゼロックス)複合機を安く導入したいなら、相見積をとるのがおすすめです。相見積をとることで、確実に複合機導入費用は安くなります。ぜひお問合せください。