Published at2022年1月19日
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業務用複合機のカウンター料金の相場は、「カラー10円/枚、モノクロ1.0円/枚」です。カラー14円/枚・モノクロ1.4円/枚までなら許容範囲内ですが、それより高い場合は「払いすぎ」かも。
カウンター料金には定価がありません。業者の言い値で契約してしまうと大損します。
この記事では、カウンター料金が高い理由を解説します。適正金額で契約できるコツもお伝えします。
カウンター料金の相場を知りたいなら「カウンター料金相場」記事もチェック!
目次
コピー機・複合機のカウンター料金が高い理由はズバリ、「メーカーもしくは販売店が売り上げを確保するため」です。
メーカーや販売店は、機器の本体料金や設置料金よりはカウンター料金で利益を確保している傾向が強いため、カウンター料金の単価を高く契約することができれば、より多くの儲けを出すことができます。
たとえ、機器の本体料金や設置料金が赤字だったとしても、カウンター料金があれば利益を出せるほど、売上の大部分を占めていることがほとんどです。
メーカーや販売店にとっては、「カウンター料金を1円でも高く設定したい」のが本音でしょう。
カウンター料金には定価がありませんが、相場はあります。カウンター料金の相場はメーカーによって異なり、富士フイルム(ゼロックス)やキヤノン、リコー、コニカミノルタといった大手メーカーは高めです。
<複合機各メーカー別カウンター料金相場>
メーカー | モノクロ(円/枚) | カラー(円/枚) |
京セラ | 0.6円 | 6円 |
シャープ | 0.8円 | 8円 |
東芝 | 1.0円 | 10円 |
ムラテック | 1.2円 | 12円 |
キヤノン | 1.2円 | 12円 |
リコー | 1.2円 | 12円 |
富士フイルム(ゼロックス) | 1.2円 | 12円 |
コニカミノルタ | 1.2円 | 12円 |
※上記はあくまで「相場」です。定価ではございません。
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上記の通り、「カウンター料金が高い」と言われるメーカーでもカラー12円/枚、モノクロ1.2円/枚程度です。例えばカラー15円/枚、モノクロ1.5円/枚で契約している場合は、高すぎです。次回以降、契約する販売店を見直したほうが無難でしょう。
ただ、コピー機の設置場所(僻地に設置するなど)や、印刷枚数(月間100枚ぐらいしか印刷しないなど)によっては、上記の相場よりも高くなります。
当サイトでは御社のコピー機のリース料金やカウンター料金が適正価格であるかどうか?診断するサービスを無料でご提供しております。
自社のカウンター料金が適正価格か気になる方は、ぜひお気軽に完全無料の価格診断システムをご利用ください。
複合機を安く導入したいなら相見積は必須です。相見積にかけることで業者間の値下げ競争を誘発。自ずと金額は下がるという仕組みです。
ただ、カウンター料金だけは、一括見積(相見積)を利用するだけでは安くなりません。正確に言うと……安くなる場合もありますが、高い金額を提示されてしまう場合もあります。
カウンター料金は、販売店が見積を出す際にメーカーへ申請を行い、メーカーがそれを承認することで決定します。メーカーは最初に申請を出した販売店を優遇するため、後から申請してきた販売店が最初の販売店より安いカウンター料金を出さないように規制するのです。
つまり、カウンター料金を相場並みもしくはそれ以下で契約したいなら、最初に見積を依頼する販売店選びが非常に重要。
相見積をとるには一括見積サイトの利用が便利ですが、一括見積サイトで手を挙げてきた販売店が必ずしも「安いカウンター料金を提示できる販売店」とは限りません。
なお、当サイトもいわゆる「一括見積サイト」の一つではありますが、当サイトではご紹介する販売店をかなり厳選しております。「安さ」「丁寧な対応」「押し売りをしない営業姿勢」が揃った販売店様のみをご紹介可能です。
当サイトで直近にご依頼いただいたお客様へご提示したカウンター料金を開示いたします。参考にしてください。
【コピー機価格診断ドットコム提携店のカウンター料金】
※設置地域によっては、上記価格では出せない場合もあります
コピー機・複合機を価格重視で導入したいなら、京セラの機器を検討することをおすすめします。
なぜなら、京セラではコピー機・複合機のカウンター料金の最安値とされている「モノクロ0.6円、カラー6円」で契約できるケースがあるためです。
カウンター料金の最安値については、以下の関連記事をご覧ください。
▼関連記事:カウンター料金の最安値について
最安値で契約するための様々な条件をクリアできなかった場合でも、京セラでは他メーカーよりも安いカウンター料金で契約できるケースが多いです。
京セラがカウンター料金を安くできる秘密は「長寿命かつ高耐久を誇るドラムの搭載」です。
ドラムは複合機の稼働に必要な部品の一つですが、他メーカーではリース期間中にメンテナンス・交換が必要なところを、京セラではリース期間中に一切交換せずに利用できます。
カウンター料金は、メンテナンス料金や部品代なども含んでいるため、この長寿命ドラムが最安値を実現できている理由の1つと言えるでしょう。
さらに、京セラは大手メーカーなので、倒産するリスクが低く、長期間安心して利用できることも魅力的なポイントです。
【関連記事】コピー機・複合機のカウンター料金相場
最後に当サイト「コピー機価格診断ドットコム」もご紹介します。コピー機価格診断ドットコムでは、現在契約している複合機のコスト(月額リース料、カウンター料金 など)や、他社で取得した見積価格・内容が適切か診断いたします。
そのうえでお客様がご希望される場合、現在の複合機もしくは他社見積額よりも安い見積書をお届けします。
なお、他社見積書をご提示いただき「他社見積書のほうが安い」と判断した場合は、当サイトからお見積をお送りすることはございません。他社様とのご契約をおすすめします。
また、お客様の許可なく販売店にお客様の連絡先(電話番号、メールアドレス)を伝えることはございませんので、販売店からしつこい営業を受ける心配はありません。
もちろん、利用料は無料です!
当サイトのサービス内容については「コピー機価格診断ドットコムとは?【他社より安い見積提供&コスト見直しの無料相談】」記事もご参照ください。