【コピー機・複合機リースの審査】リースの与信審査で見られる5つの項目とは?

Published at2021年11月2日

Updated at

コピー機・複合機リースの与信審査

 

京セラ複合機

出典:京セラドキュメントソリューションズ

 

コピー機・複合機をリース契約で導入する場合は、事前に与信審査が行われます。この審査では、どのような項目がチェックされるのでしょうか?
ここでは、コピー機・複合機のリース与信審査で見られる5つの項目や審査が通りやすくなる2つのコツ、審査に通らなかったときの3つの選択肢についてお伝えします。

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コピー機・複合機のリース与信審査で見られる5つの項目!通らない原因は?

コピー機・複合機のリース与信審査で見られる項目は主に以下の5つです。

 

  1. 会社の業績は安定しているか
  2. 会社の業種
  3. 会社もしくは代表者に滞納履歴がないか
  4. 代表者の年齢はいくつか
  5. 代表者の信用情報

 

以下より、それぞれについて詳しく解説します。

 

①会社の業績は安定しているか

コピー機・複合機のリース与信審査で重視されるポイントの一つが会社の業績です

リース会社にとって重要なポイントで、仮にリース契約中に倒産されてしまった場合、リース会社に大きな損失が出てしまうリスクがあるため、業績が安定していない会社・代表者との契約は避ける傾向にあります。

黒字決算が維持されている場合は、返済能力があると判断され、審査に通ることが期待できますが、1年前の決算で赤字を出したなど、業績が安定していないと判断された場合は、審査に通らない可能性が出てきます。

 

②会社の業種

会社の業種で信頼できるか?を判断するリース会社もあります

例えば、短期間で廃業する可能性がある飲食や美容などの業種は審査に通りにくい傾向があります。反対に、弁護士や医師などの国家資格が必要な業種は、審査時に高く評価されるので、通りやすい傾向があるとされています。

 

③会社もしくは代表者に滞納履歴がないか

会社もしくは代表者に滞納履歴がないか?を確認することで、返済能力の有無を判断します

滞納履歴があった場合は、信販会社で情報が共有されるため、あらゆるリース会社で審査が通らない可能性があります。

また、滞納履歴は5年間消えないと言われているため、代表者個人のクレジットカードやローンの滞納歴が5年以内にあった場合は、審査に通らない可能性が高いと言えます。

ちなみに、約3ヶ月分の支払いが滞ると、ブラックとして認定されてしまいます。

 

④代表者の年齢はいくつか

リース会社では、代表者がリース満期まで責任を持って返済してくれるか?を確認するために、代表者の年齢も重要項目として見ています

代表者の年齢がリース満了時に70歳を超えている場合や20歳未満の場合は、連帯保証人が必要になるケースが大半です。

 

⑤代表者の信用情報

代表者の信用情報は、リース会社にとって料金滞納などのリスクを防ぐためにも欠かせない項目です

代表者が持ち家に住んでいる場合は、会社が倒産してしまっても、資産として取り押さえられるので、審査に通る可能性が高くなります。

 

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コピー機・複合機のリース与信審査に通るコツ・対策2選

コピー機・複合機のリース与信審査に通るコツ・対策は以下の2つです。

 

  • アピールできる会社の資料を用意する
  • 2社以上のリース会社に審査を依頼する

 

アピールできる会社の資料を用意する

代表者の信用情報が多いほど、審査で有利になるケースがあります

例えば、代表者が持っている固有財産や事業計画書、資格証明書などの書類を提出し、できる限り信頼性が高いことをアピールしましょう。

 

2社以上のリース会社に審査を依頼する

2社以上のリース会社に審査を依頼すれば、1社目の審査に通らなかったとしても、2、3社目の審査に通る可能性があります

1社目の審査に通らなかった場合に「次も通らないかもしれない」と思ってしまう方もいるでしょうが、リース会社によって審査基準が異なるので、たとえ1社目に落ちたとしても、他のリース会社で審査が通る可能性は十分にあります。

また、複数のリース会社で審査が通った場合は、希望のリース会社を選べるので、気軽に審査を申し込んでも問題ありません。

なお、コピー機・複合機などのOA機器のリースを取り扱っている会社は、主に以下のリース会社です。

 

▼OA機器のリースを取り扱うリース会社

  • クレディセゾン
  • シャープファイナンス
  • 三井住友ファイナンス&リース
  • ジャックス
  • リコーリース
  • オリックス など

 

リース会社を自社で決定できる場合は自由に選べますが、コピー機・複合機の見積もりを依頼する販売店によっては、利用しているリース会社が決まっていることも多々あります。

代理店・販売店とのトラブルを避けるためにも、見積もりの時点で依頼するリース会社について相談しましょう。

 

▼関連記事:コピー機・複合機のリース代理店の選び方

【コピー機・複合機のリース代理店の選び方】販売店を選ぶ決め手は7つ!

 

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コピー機・複合機のリース与信審査に通らなかった場合の3つの選択肢

上記の方法を試しても、コピー機・複合機のリース与信審査に通らなかった場合、リースとは別の手段で導入する方法がおすすめです。

リース以外では、主に以下の3つの導入方法があります。

 

  • レンタルする
  • リースではなく買取で導入する
  • 中古のコピー機・複合機を購入する

 

レンタルする

コピー機・複合機のレンタルは、数ヵ月単位で一時的に機器を借りて利用できるサービスで、リース審査に通らなかった際に検討したい導入方法の一つです。

短期間のみの導入を想定しているレンタルは、長期間の利用を想定したリースよりも審査が甘いので(もしくは免許証や名刺の提出のみでOK)、リース審査に落ちてしまっても、業務用コピー機を導入することができます。

ただし、長期的に借りると、リースよりも割高になってしまうことが多いので注意が必要です。

 

リースではなく買取で導入する

リース審査に通らなかった場合は、審査が必要ない買取でコピー機・複合機を導入する方法もあります

買取で購入する場合は、与信審査を受けなくても良いので、コピー機・複合機を導入するハードルはかなり低くなります。さらに、リース利率を支払う必要がないため、総支払額を抑えられる点も魅力的です。

ただし、初期費用が大幅に高くなる、コピー機・複合機の廃棄処分は自社で行う必要がある、固定資産税の支払いが必要など、幾つかのデメリットもあるので、事前に把握したうえで買取を検討しましょう。

 

<お住まいのエリアでリース・買取に対応しているメーカー拠点を探す!>

当サイトでは、業務用コピー機・複合機のリースや買取に対応しているメーカー拠点を掲載しています。

たとえば「東京都」のページでは、東京都内に拠点を置くメーカーの支店・営業所などを確認できる他、市町村ボタンもしくはキーワード検索で、設置場所から近いメーカー拠点を探すことも可能です。

 

コピー機価格診断ドットコム東京ページ

 

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中古のコピー機・複合機を購入する

中古のコピー機・複合機を購入する場合は、審査が必要ないので、特にハードルを感じることなく導入できます

しかし、出回っている機種が限られているうえに、新しい機種のコピー機・複合機と比較をすると性能面では劣ってしまいます

また、これまでの利用頻度や利用状況によっては、機器の消耗が激しく、メンテナンスや修理に大幅なコストが掛かる可能性があるので、購入前には機器の状態を必ず確認しましょう。

なお、中古のコピー機では保守メンテナンスに対応できないケースがあります。中古販売店にもよるので、購入の際には保守や保証期間についても確認しておくことをおすすめします。

 

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まとめ

  • コピー機・複合機のリース与信審査で見られる主な項目は「業績」「業種」「滞納履歴」「代表者の年齢」「代表者の信用情報」の5つ
  • コピー機・複合機のリース与信審査に通るコツは「アピールできる会社資料を準備する」「2社以上に審査依頼する」の2つ
  • コピー機・複合機のリース与信審査に通らなかったときの選択肢は「レンタル」「買取」「中古の機器を購入する」の3つ
  • 中古の機器を購入する際は、機器の状態や保守・保証期間について確認することを忘れずに!

 

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